車検を自分で通す方法。メカに弱いおっさんの整備、記録の詳細。(バイク編)

バイク整備の知識、資格のない素人の私が、ネットで調べながら苦戦して実施した整備、点検の方法です。兎にも角にもこれで車検は合格しました。その詳細を説明します。

点検整備記録簿にチェックした項目順に説明していきます。
実施にこの順番で整備して車検合格しました。全ての項目が書いてあります。これ以外は何もしていません。

とは言っても目視確認がほとんどで分解整備などはほぼやっていないのが現状ですがそれでも合格できました。

ちなみに私のバイクは、超ノーマルです。ETCを取付けたのと、スマホを固定するバーをハンドルに付けただけです。もちろんそのままで車検は合格しました。平成24年式Ninja1000です。

実際に提出した整備記録簿です。これで合格できました。

整備記録は実際に整備、確認をした項目のみをチェックしました。素人では整備できないような項目までチェックすると、検査官に「ほんとに整備したの?」と思われてしまいます。整備していない項目があっても検査後整備で十分です。合否には関係ないと思います。

ちなみに、整備記録簿はなくても車検の合否に関係ないようです。「後整備」なるものがあるようで、車検合格後に整備してもOKとのことです。でも車検証に「点検整備記録簿有り」って記載がもらえないようです。

次の車検の時に余計に厳しくなりそうな感じもしますので、やっぱりここは提出しておきましょう。ってか、整備は大事なので安全のためにもきちんと整備して車検合格を目指したいと思いました。

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  1. 外周
    1. 灯火類
    2. タイヤ
    3. ホーン
    4. その他外周
    5. オイル交換
  2. かじ取り装置
    1. ハンドルの操作具合
    2. ステアリングステム
    3. フロントフォークの損傷
  3. 制動装置
    1. ブレーキペダルの遊び、ブレーキレバーの遊び
    2. ブレーキの効き具合
    3. ブレーキロッド、ケーブル類の緩み、がた、損傷
    4. ブレーキホース、パイプの液漏れ、損傷、取付状態
    5. ブレーキ・マスタ・シリンダの液漏れ
    6. ブレーキ・マスタ・シリンダの機能、摩耗、損傷
    7. ブレーキ・ホイール・シリンダの液漏れ
    8. ブレーキ・ディスク・キャリパの液漏れ
    9. ブレーキ・ディスク・キャリパの 機能、摩耗、損傷
    10. ブレーキ・ドラムとライニングとの隙間
    11. ブレーキ・ディスクとパッドの隙間
    12. ブレーキ・パッドの摩耗
    13. ブレーキ・ディスクの摩耗、損傷
  4. 走行装置
    1. タイヤの状態
    2. タイヤの空気圧
    3. タイヤの亀裂、損傷
    4. タイヤの溝の深さ、異常摩耗
    5. ホイール・ナット、ホイール・ボルトの緩み
    6. フロント・ホイール・ベアリングのがた
  5. 緩衝装置
    1. サスペンションの連結部のがた
    2. サスペンション・アームの損傷
    3. ショック・アブソーバの損傷、オイルの漏れ
  6. 動力伝達装置
    1. クラッチ・レバーの遊び
    2. クラッチの作用
    3. トランスミッションオイルの漏れ 量
    4. プロペラ・シャフト、ドライブ・シャフトのジョイント部のがた
    5. チェーンの緩み
    6. スプロケットの取付状態、摩耗
    7. ドライブ・ベルトの摩耗、損傷
  7. 電気装置
    1. バッテリ・ターミナル部の接続状態
    2. 電気配線の接続部の緩み、損傷
  8. エンジン
    1. 点火プラグの状態
    2. エア・クリーナー・エレメントの状態
    3. 低速、加速の状態
    4. 排気の状態
    5. エンジンオイルの漏れ
    6. 燃料漏れ
    7. 燃料装置のリンク機構の状態
    8. スロットル・バルブ、チョーク・バルブの作動状態
    9. 冷却水の漏れ
    10. ブローバイ・ガス還元装置の配管の損傷
    11. 二次空気供給装置の機能
    12. 一酸化炭素等発散防止装置の配管の損傷、取付状態
    13. エギゾースト・パイプ、マフラの取付の緩み、損傷
    14. マフラの機能
    15. 燃料蒸発ガス排出抑制装置の配管等の損傷
    16. チャコール・キャニスタの詰まり、損傷
    17. チェック・バルブの機能
  9. フレーム
    1. フレームの緩み、損傷
    2. シャシ各部の給油脂状態
  10. まとめ

外周

まずは灯火類等の外廻りの点検です。これは整備記録簿にはありませんが車検合格には必要不可欠と思います。まぁ、運行前点検と何ら変わりないので、整備という程のものでもないと思います。

灯火類

  • ヘッドライト:点灯するか ハイビーム、ロービームの切り替えに異常ないか
  • ウインカー:前後左右とも点灯するか ハザードも確認
  • テールランプ:点灯するか ブレーキをかけてストップランプが点灯するか
  • ナンバー灯:玉切れしていないか
  • 反射板:赤色の反射板が必須です。

各灯火とも割れ、ヒビ、がないか確認して、不備があれば交換です。

タイヤ

溝、空気圧の点検です。スリップサインの出ているタイヤは交換です。当然空気圧の点検もしました。

とはいっても、自分のバイクの正しい空気圧って???? バイクに乗るのは大好きだけど、メカはは苦手で、、、、なんて私は、自分のバイクの前後タイヤの正常な空気圧すら把握していませんでした。

バイクを購入したときに「オーナーズハンドブック」なるものがありましたので、それで確認です。空気圧はバイクショップで確認してもらいました。この程度ならサービスでやってくれるところが多いです。

タイヤの状態は下記の整備記録「走行装置」で詳細あります。

ホーン

ちゃんと鳴るか。だけです。

その他外周

  • ミラー:割れ、ヒビ、破損等がないか点検です。もちろん、あれば交換です。
  • チェーン:緩み等です。これも「オーナーズハンドブック」に張り具合が記載されていましたのでそれを参考に点検しました。チェーンの状態は下記の整備記録「動力伝達装置」で詳細あります。
  • ボルトの緩み:見える範囲のボルトは全部チェックしました。緩みがないことを確認です。
  • オイル:漏れていないかの点検です。見える範囲でのオイル漏れはふき取ってきれいにしました。
  • ハンドルロック:ちゃんとかかるかどうかの点検。

上記外周の点検を実施しましたが、私のバイク、どノーマルなので何も問題ありません。一応の点検をしたのみで全く異常ありませんでした。
異常があれば修理するのは当然です。

それでも、異常の有無くらいは確認できますので、異常のない項目は自信をもってしました。

オイル交換

タイミングにもよりますが、車検前にはオイル交換しておいた方が安心ですね。私は必ず交換します。今回も交換して車検に挑みました。整備記録簿には「オイル交換」との記載はしませんでした。

それでは、点検整備記録簿に沿って、順に整備した状況です。ここからは、わからない言葉だらけでネットで検索しては、実車で確認の繰り返しでした。

それでは、以下点検整備記録簿の順に書きます。点検整備記録簿とにらめっこして確認してください。

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かじ取り装置

ようするにハンドルのことですね。ハンドルとその付随部分の点検です。

ハンドルの操作具合

何の問題もないですね。走行中にハンドルが取られたり、ハンドル自体に損傷がなければ、です。前輪を浮かせてのスムーズな動きが得られればOKですが、前輪を浮かせる道具もないので走行して異常が無ければOKとしました。

ステアリングステム

早くも解らない言葉が出てきました。これまで、オイルとかハンドルとか素人のおっさんでも何とか聞いたことがある言葉でした。でも、この「ステアリングステム」って聞いたことがありません。おっさんのメカ知識はそんなもんです。でも、大丈夫!安心してください。それでも車検は通りました。あはは、、

さて、ステアリングステムってネットで調べてみますと、いくらでも情報は出てきますが、これだ!ってのがありません。多分、下の写真の部分ではないでしょうか?

フロントフォーク?の上部とハンドルをつなぎ、ハンドルの動きをフォークを通して前輪に伝える役割をするパーツかな?

ようするにハンドルをフレームとフロントフォーク、タイヤを結ぶ部品かな?って程度の知識ですいません。

ネットで調べると、フロントフォークやハンドルを固定するための重要な役割をもっているパーツ。フレームとフロントフォークを繋ぐ「トリプルツリー」とハンドルを接続するための「トップブリッジ」で構成された総称。となっていました。うーーー、、、自転車にもありますよね。もっと単純な構造で、、、

ネットで調べたりしますと、ステアリングステムを分解すると縦に軸があり、メインフレームに締結されているようです。

この写真だと、よくわからないですよね。ネットで調べたりすると、とってもよくわかる図解等もあるので参考になりました。

点検では取付状態とガタの有無が求められていると思います。ですので、がたがなければ取付状態も良しとして としました。

ステアリングステムの点検項目は「軸受部のがた」と「取付状態」の2項目あります。特に走行していてハンドルに異常が認められなかったこと、ステムボルトに緩みがなかったこと、ブレーキをかけて前後に揺すってもがたがないこと、で としました。

フロントフォークの損傷

フロントフォークって?とまたまた聞きなれない言葉が、、、、この先、聞きなれない言葉ばかり出てきます。
上の写真はステアリングステムがついている場所を撮影したものですが、その横に穴の中を通って下に繋がっている部品がありますが、それがフロントフォークです。

見た目、損傷や液漏れがなければ ですね。私も目視で異常なかったのでしました。

軸受け部のがたも確認しました。フォークを手で握って前後に揺らしてみてがたがなければOKとしました。

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制動装置

ようするにブレーキですね。これも点検整備記録簿に従って整備点検しました。

ブレーキペダルの遊び、ブレーキレバーの遊び

説明するまでもないですね。後輪ブレーキ、前輪ブレーキの遊びと効き具合です。ブレーキペダル、ブレーキレバーの遊びです。私のバイクの場合、遊びは2~3ミリです。普通に運転していて問題なければこれら2項目はです。

ブレーキの効き具合

効き具合なんて点検のしようもないので、ペダルやレバーに損傷がないことからとしました。ただ、車検のときにはブレーキのテストがあるのでその時にはしっかりとブレーキをかけましょう。

ブレーキロッド、ケーブル類の緩み、がた、損傷

ブレーキロッドって、、、、、またまたわらかない言葉が、、、、でも、これ、後輪のドラムブレーキについてるやつのようで、私のバイクは前後輪ともにディスクブレーキなので、空欄です。

でも、ブレーキホースをケーブルと思い込んでチェックしてしまいました。もし聞かれたら「ケーブルの点検しました。後輪ディスクキャリパーのケーブルを見ました」なんて、苦し紛れに言おうかと準備していましたが、何も聞かれませんでした。

油圧ブレーキなので、ケーブルもないのかな?よくわかりませんが、車検は合格しました。あはは
自分のバイクにありもしない部品の点検項目をチェックするのはご法度です。注意しましょう。

ブレーキホース、パイプの液漏れ、損傷、取付状態

ブレーキパイプってどれのことかわかりませんが、ホースは多分これですね。損傷や液漏れがなかったのでとしました。

取付状態なんて、わかりません。手で触ってみて、ちゃんとついていればOKと思います。

私のバイクの場合、前輪に2本、後輪にも1本ありますので、ともに点検しました。

パイプがどれなのかわからないので、もし検査官に聞かれたら「ブレーキホース点検したのでチェックしました。」なんてサラーーっと言うつもりでしたが、これも何も聞かれませんでした。

ブレーキ・マスタ・シリンダの液漏れ

テコの原理で、ブレーキフルード液をキャリパーに送り込む装置のようです。

左写真ので示した部分がブレーキマスタシリンダです。
液漏れがなければです。

ブレーキ・マスタ・シリンダの機能、摩耗、損傷

機能とか、摩耗とかわかりません。目視点検で損傷がないことから としました。

ブレーキテストでしっかりブレーキが効いて、合格すれば問題ないと思います。

ブレーキ・ホイール・シリンダの液漏れ

ドラムブレーキにシューを押し広げ当てるためのもののようです。ドラムブレーキを作動させるための物です。私のバイクは前後輪ともにディスクブレーキなので、この項目は空欄です。

実際に整備していない項目までチェックしてしまうと、検査官に質問された時に困りますので、整備点検していない項目は空欄とします

次の項目「ブレーキ・ホイール・シリンダの機能、摩耗、損傷」の項目も空欄です。

チェックした項目はせめて、どの部品なのかくらいは把握しておきましょう。

ブレーキ・ディスク・キャリパの液漏れ

ディスクブレーキのディスク板を挟み込む装置ですね。車にも同じようについています。最近ではカラー塗装してオシャレしている人もいます。

目視で液漏れがなければです。

ブレーキ・ディスク・キャリパの 機能、摩耗、損傷

もう一つ、機能、摩耗、損傷の項目がありますが、目視確認で損傷がなければ です。

前輪に2つ、後輪にも1つありますので、すべて目視で確認です。

ブレーキ・ドラムとライニングとの隙間

ブレーキ・ドラムとライニングとの隙間
ブレーキ・シューの摺動部、ライニングの摩耗
ブレーキ・ドラムの摩耗、損傷

これら点検項目は、ドラムブレーキ車両ではない私のバイクの場合は空欄です。ありもしない部品のチェックをしてしまうと、よくないので気を付けましょう。

ブレーキ・ディスクとパッドの隙間

ブレーキディスクはディスクブレーキのディスク板のことだと思います。パッドはディスク板を挟み込む摩擦材のことですね。上記写真にあるキャリパの中にあります。

点検窓から見えるそうですが、、、よくわかりません。ディスク板に傷がないこと、引きずり感がないことからです。

ブレーキ・パッドの摩耗

これも、 ディスク板に傷がないこと、引きずり感がないことからとしました。パッドの摩耗状態なんて、分解しないと実際にはわからないかもしれませんが、、、、

ブレーキ・ディスクの摩耗、損傷

これも上記目視点検でとしました。

ブレーキの項目は命にかかわる重要な項目です。ディスクに傷がついたり、パッドが摩耗しすぎたりする前に点検整備交換が必要と思います。

概ね5万キロで交換が目安と言われていますが、使用状況にもよりけりと思います。私も5万キロを限界として、その前に交換するようにしています。

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走行装置

ここでは主にタイヤ関係の点検です。普通に免許証を取得して人なら、とくに問題はない点検です。

タイヤの状態

状態って、、、、て感じの項目です。最初の「外周」点検でも目視確認しましたが、普通に走っていれば、普通に付いているからです。詳細は以下の項目での点検となります。

タイヤの空気圧

外周の項目でも書きましたが、 正直、私は自分のバイクのタイヤの正規の空気圧をバイクを購入したときに付属していた「オーナーズハンドブック」で確認するまで知りませんでした。前輪250kps、後輪290kpsです。

空気圧はバイクショップで点検していただきました。この程度ならサービスでやってくれるところが多いです。 点検して正常値にあればです

タイヤの亀裂、損傷

目視点検です。亀裂や損傷があれば車検は合格しませんので車検前に交換が必須です。釘が刺さっていたりしたらダメです。嚙んでいる石も取っておきましょう。大きな亀裂が無ければです

タイヤの溝の深さ、異常摩耗

溝の深さは、ウェアインジケータ(スリップサイン)で点検しましょう。出ていなければ問題ありません。「異常摩耗」って、なんだ?と今でもよくわかりませんが、極端な片減り等がないことからとしました。

ホイール・ナット、ホイール・ボルトの緩み

外周の項目でもありましたが、 見える範囲のボルトは全部チェックです。検査コースに入る前の外周検査で検査官がコンコンとボルトを叩きます。緩みがあると不合格となってしまいます。不合格というより、その場で締め付ければいいわけですが、それでもあまり印象はよくありません。

とはいっても私のバイク、前後輪とも見える範囲ではホイールナットがありません。わざわざ部品を外してまで点検するのも正直できません。よって、普通に走行して特に異常を感じないことから としました

割りピンの点検もするように整備書等には書いてありますが、割りピンって、、、、これかな?
何の役目かも知りません。

まぁ、異常はないので問題ないと思います。

フロント・ホイール・ベアリングのがた

ベアリングって、、、これ、見れません。なので、前輪浮かせれば手でくるくるタイヤ回してOKなんですが、前輪も浮かせられないので、走行中に異音とか発していないことからとしました。

また「リア・ホイール・ベアリングのがた」も項目にあります。後輪はチェーンついていますので、手でくるくる回してもなかなか回らないと思います。どのみち後輪も浮かせられないので、この項目も走行中に異音とか発していないことからとしました。

検査官に質問されたら「異音とかないので大丈夫です」と言うつもりでしたが、何も聞かれませんでした。

ベアリングの画像はネットで検索するとたくさん出てきます。写真なくてすいません。

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緩衝装置

サスペンションとアブソーバーのことです。緩衝装置なんて日本語にすると難しく感じてしまいます。

サスペンションの連結部のがた

写真はリアサスペンションです。
サスペンションって、、、、、ショックアブソーバー、スプリングとその他アーム等の合体をサスペンションと言う。と理解しています。

項目のとおり、連結部にがたがないことからとしました。

フロントサスペンションは、フロントフォークのことと思います。下記ショックアブソーバーの項目と同じですが、フロントでも連結部にがたのないことからとしました。

サスペンション・アームの損傷

サスペンションとつながっています。役割はよくわかりませんが、項目にある通りの点検です。目視で損傷がないことから としました。

また連結部のボルトに緩みがないかも併せて確認しました。

ショック・アブソーバの損傷、オイルの漏れ

ちょっと写真が大きくなってしまいまして、、、、、前輪のショックアブソーバーは左でいいと思います。フロントフォークですね。リアもサスペンションのスプリングの中心にアブソーバーがあると思うのですが、よく見えません。

どちらも目視でオイル漏れがないことからとしました。フロントサスペンションは手で揺すってがたのないこと、目視で傷等の損傷のないことも確認しました。

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動力伝達装置

エンジンからタイヤまでの動力を伝達する装置の点検です。クラッチとかチェーンとかの点検です。

クラッチ・レバーの遊び

私のバイク、クラッチがワイヤーです。とにかく重いです。まぁ大型バイクに乗っていて、「クラッチが重い」なんて軟弱でしょうか?、、、、

レバーの遊び2~3ミリを確認して としました。

クラッチの作用

「作用」と言われても、、、
レバーを引いて異音がないこと、変則操作がスムーズなこと、ギアを繋いだ時にいわゆる滑りがなく接続がスムーズなことから としました。

トランスミッションオイルの漏れ 量

トランスミッションオイルとは、エンジンオイルのことと、、、
ネットで調べたところ、「エンジンとミッションを共用潤滑している」とのことで、車検前には必ずオイル交換しますので、量については問題なしです。

トランスミッションの奥側も目視確認してオイル漏れ等がないことからとしました。

プロペラ・シャフト、ドライブ・シャフトのジョイント部のがた

私のバイクは、チェーン駆動なので空欄です。私の知っている限りでは多くのバイクがチェーン駆動なのですが、中にはシャフトドライブであったり、ベルトドライブのバイクもあるようです。

自分のバイクがチェーン駆動なのにこの項目にチェックをしてはいけません。ありもしない部品の点検はできませんので、、、、

チェーンの緩み

範囲内ということでとしました。私のバイクの場合20㎜~30㎜ということです。ま、正直言うと適当です。

スプロケットの取付状態、摩耗

取付状態はたくさんあるボルトナットに緩みがないことを点検してOKです。摩耗って、、、よくわかりません。

整備手帳には左図のような解説がありますが、どう見ても正常にしか見えません。取付状態にも異常が無いのでとすべきですが、どういうわけか空欄となってまして、、、、、
下の項目を間違えてチェックしてしまったようで、、、、

ドライブ・ベルトの摩耗、損傷

これも、プロペラシャフト、ドライブシャフトの項目と同様空欄としなければなりませんが、どういうわけか☑してしまいました。たぶん、上記スプロケットの項目と間違えて☑したのだろうと、、、、

何も突っ込まれませんでしたが、気を付けないと、、、、、、

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電気装置

バッテリーのことですね。

バッテリ・ターミナル部の接続状態

ターミナルに緩み、腐食のないことからとしました。

電気配線の接続部の緩み、損傷

配線の接続部分を手で動かして緩みがなく、目視で損傷も見受けられなかったことからとしました。

また、ハンドル周りにある配線も目視点検、ハンドルを動かして噛みこみのないことを確認しました。

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エンジン

文字通り、エンジンやその周囲の点検です。この項目は分からないことや、素人ではできない項目がたくさんありました。できる範囲でいいと思います。

点火プラグの状態

この項目は空欄としました。プラグを取り外して電極間をゲージで図り、その隙間が規定の範囲にあるかを点検しなければなりません。

汚れ、破損等の目視点検ならプラグを外せばわかりますが、隙間を測定するゲージなんて持っていませんので点検できません

それより、フルカウルモデル4気筒車のプラグを外すのは私には無理です。点火時期の調整はプロの仕事です。普通に始動でき、普通に発進できるのならば点火時期に不具合はないと判断もできますが、次の「点火時期」の項目も空欄としました。

タイミングライト等を持っていれば、手間暇かければできるのかもしれませんが、とても私のような素人にはできません。できもしない項目にチェックするのはご法度です

エア・クリーナー・エレメントの状態

この項目も空欄としました。ようするにエアーエレメントのことですが、私のバイクの場合、どこにあるのかわかりません。オーナーズハンドブックを見ても、専門店でおこなってください、とあるだけで、どこに設置されているのかわかりませんでした。

汚れ、詰まり、損傷等の点検ですが、どこにあるのかも知らずに点検したことにはできません。

低速、加速の状態

低速は、アイドリング状態でエンジンがスムーズかどうかの点検です。暖気運転後に回転計を見て私のバイクの場合、1050~1150rpm ならOKです。オーナーズハンドブックで確認しました。

加速の状態は、アイドリングからスロットルを開いてエンジンがスムーズに回転を上げればOKです。途中、ノッキング等の異常がないか、スロットルに引っ掛かりがないかを点検してとしました。

排気の状態

本来はテスタによる点検が必要ですが、テスタが素人の家にあるわけもないのでアイドリング状態で白煙、黒煙が出ていないことから目視点検でとしました。

車検の検査項目にもあるので、排ガスの基準値を超えていたら、不合格となってしまいます。

エンジンオイルの漏れ

本来ならエンジンのシリンダ、クランクケース等からの漏れを点検します。今回は、オイルホース等エンジン周囲にオイル漏れが認められなかったことからとしました。

燃料漏れ

燃料タンク、ホースからの漏れがないことから としました。漏れてたら匂いますのでわかるかと、、、、

燃料装置のリンク機構の状態

左の写真にある部分と思います。スロットを開けるとスムーズに動きました。おそらくこれでよいと思います。でもどういうわけか空欄としてしまいました。としてもよいと思います。

スロットル・バルブ、チョーク・バルブの作動状態

スロットルはスムーズに動きますが、バルブ?よくわかりません。
チョークもないのでこの項目は空欄としました。

冷却水の漏れ

アイドリング状態で水漏れがないことを確認してとしました。

見えるようなホースからの水漏れ、ホースに損傷がないことも目視点検して異常はありませんでした。

クーラント液の点検です。LOWERレベルギリギリですが、問題ないと思います。キャップ付近からも液漏れなくOKです。

ブローバイ・ガス還元装置の配管の損傷

全くわからない言葉が出てきました。ネットで調べてみますと「圧縮行程と燃焼行程で、シリンダーとピストンの隙間からクランクケース内に漏れる未燃焼ガスと燃焼ガスを、ブローバイガスと呼びます。」なんて書いてあります。ふむふむ、、、なんて、全然わかりません。

ようするに、燃えカスや燃え残りが溜まるので、それを還元する装置なんでしょうが、ブローバイガスがなんなのかもわからず、還元装置がどこにあるのかもわかりませんので、当然空欄です。

素人が点検できる項目ではないと思います。

二次空気供給装置の機能

下記項目にある、一酸化炭素等発散防止装置の一つなのかな? ネットで調べるとふむふむ、、、って全然わかりません。

そもそも、私のバイクにこの装置があるのかどうかもわかりません。なので当然空欄です。

一酸化炭素等発散防止装置の配管の損傷、取付状態

これもよくわかりません。上記の装置も一酸化炭素等発散防止装置の一種なんでしょうか? 触媒とかもそうなんでしょうか? とにかく、わからないので空欄です。

エギゾースト・パイプ、マフラの取付の緩み、損傷

マフラですね。私のバイク、左右にあります。まずは取付状態は問題ありません。損傷もありません

エギゾースト・パイプってこれでいいのかな?これも手で触ってみて(熱い時に触らないように)ガタなし。目視点検で損傷も見受けられないことからとしました

マフラの機能

エンジンの回転数を変化させて、異音等ないこと、異常な白煙、黒煙が出ていないことからとしました。

燃料蒸発ガス排出抑制装置の配管等の損傷

ようするにガソリンが蒸発してできたガスをそのまま大気に放出するのではなく、どうやって綺麗にするかって装置のようですね。

チャコールキャニスターと呼ばれる方式(活性炭を用いる)とクランクケース・ストレージと呼ばれる方式(蒸発したガスをクランクケースへと流す)があるようです。

私のバイク、どちらの方式なのかもわかりませんので空欄としました。ちなみに、メンテナンスノートにはこの項目がありませんでした。

チャコール・キャニスタの詰まり、損傷

燃料蒸発ガス排出抑制装置 の一方式のようですね。上の項目でも出てきました。

点検は、配管に亀裂がないか、キャニスタの詰まり・損傷、チェックバルブの作動状態、です。私のバイクの場合、チャコール・キャニスタ方式なのか、クランクケース・ストレージ方式なのかもわからないので、チャコール・キャニスタ自体がないかも、、、、、なので空欄としました

チェック・バルブの機能

キャブレターとオイルポンプを結ぶホースの間についているバルブのようです。ある程度の圧力がかからないと、キャブレターにオイルが流れないようになっていて、これがダメになるとオイルが垂れ流しになるようです。

オイル漏れ等がなければ でもいいと思いましたが、私は空欄としました。私のバイクはフルカウルでカウルを外さないとチェックバルブを目視できませんので空欄がふさわしいかと、、、、、

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フレーム

車でいうところのシャーシのような感じですかね?緩みや亀裂等の目視点検です。

フレームの緩み、損傷

フレームのボルト、ナットに緩みが無いかの点検です。外周点検で見える範囲のボルト、ナットの点検は済んでいますのでとしました。車検では検査官がコンコンと叩きまくりますので確実に締めておきましょう。

また、外周をよく目視点検して目立った損傷があれば修理したほうが無難です。私の場合は何も損傷が認められなかったのでとしました。

シャシ各部の給油脂状態

シャシ各部の脂の状態を目視で確認します。とはいっても、チェーンにちゃんと脂が付いているかどうか、くらいしか点検してません。異常はありませんが、給油脂してないので空欄としました。

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まとめ

ここでは、整備記録簿に沿って実際に私が点検をした様子を記載しました。気を付けなければならないことは、実際に点検した項目だけをチェックして、見てもいないような装置は絶対にチェックしないことです。とは言っても数か所のチェックミスがありましたが、車検は合格できました。

こうして、メカにめっぽう弱い私でも、何とか点検をしてみると、バイクとの距離が一歩、近づいたような気がします。

やってみれば意外にできたこと。できそうでも、もっと探求しないとできないこと。などなど、車検に最低限必要な整備でも、やってみると楽しいことばかりでした。

バイクの整備はバイクに乗ることと繋がっていることが強く認識できただけでも、ユーザー車検をやってみてよかったと思いました。

本記事は、あくまで私が行った整備で、正しい整備を保障するものではありません。また車検合格を保障するものでもありません。車検、整備、点検はあくまで自己責任ですのでご了承ください。

なにせ、ど素人の私が行った整備です。「おいおい、間違ってるぞ」とか、「そりゃ、あかんやろ」ってことがありましたら、ご教示よろしくお願いいたします。勉強になりますので感謝です。また、直ちに訂正をいたします。

ここまで読んでくださった方はおそらく、これまでの流れは理解していただけると思いますが、ここで、いきなりこのページにジャンプしてくださった方に、これまでの流れを記載したページのリンクを張っておきます。参照してください。

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