車検に必要な書類は7枚です。そのうち作成が必要なのは4枚です。それぞれについて私が作成した書類をもとに、書き方を説明していきます。自分で車検を通すために当日に受検受付に提出する書類の全てです。
作成書類
作成する書類は、
- 自動車検査票1
- 継続検査申請書 専用3号様式
- 重量税納付書(検査自動車)
- 点検整備記録簿 二輪車用・別表7
の4枚です。私が作成したものを掲示して説明します。検査場には書類雛形もありますので、それを参考とするのも良いと思います。
書類は検査場で調達できます。今はタダ(以前は40円とかしたような、、、)です。但し点検整備記録簿だけは、パウチされたものを10円でコピーしての調達になります。
ネットでダウンロードできる記録簿もあります。
自動車検査票1
検査票は各検査項目を実施した際に、記録機に挿入して検査記録を押印します。折り曲げたり、汚したりしないようにしましょう。「車検証」と名前が似てます、、、、
① 検査種類です。「継続検査」を〇で囲みましょう。私、忘れてしまいました、、、
② それぞれ、車検証をみて間違いのないように写すだけ。
③ 名前・住所・電話番号です。押印は不要です。
④ 予約したときに控えた予約番号です。下4桁を記入です 。
⑤ 窓ガラスの有無です。バイクなので当然「無」に〇を。
⑥ これは記入したものではなく、車検当日の受付時に「ユーザーです。よろしくお願いいたします」と言ったところ、こんなハンコ押してくれました。これを検査官が見ますので、是非押してもらいましょう。
⑦ ここは重量税を納付したときに同時に購入した車検費用の印紙をはるところです。以下の関連記事「車検を自分で通す方法。当日の受付手順(バイク編)」の「受検当日 自賠責加入」項を参考にしてください。(別に参照しなくても全然わかるとおもいますが、、)
継続検査申請書 専用3号様式
基本は太線内と使用者、受検者の記入でよいです。しかし、車検場備え付けの雛形にも記入してあったことから、①、②、⑤の枠外も記入しました。
① 乗用なので「4」
② 自賠責提出の「3」
③ 左詰めでナンバー
④ 左詰めで車台番号4桁 をそれぞれ鉛筆で記入です。
⑤ 受検形態は本人なので「1」
⑥ 車検証記載の「使用者」をボールペンで記入します。受検者欄は空欄(使用者が受検者の場合は空欄)です。印鑑は不要です。
⑦ 走行距離は記載の必要はありません。
重量税納付書(検査自動車)
すべての書類に共通ですが、必ず車検証を確認しながら記載しましょう。
① 車検証で確認して「ナンバー」
② 同じく「使用者」を記載。提出年月日は空欄です。
③ 「2年」にチェック
④ 3,800円です
⑤ 「二輪の小型乗用車」にチェック
⑥ 受検者の氏名、住所、電話番号を記載ですが、受検者が使用者の場合は電話番号のみでOKです。他、記入の必要ありません。
定期点検記録簿 二輪車用・別表7
① 車検証をみてナンバーを記入
② 整備実施項目です。実際に点検整備した項目にチェックです。私が実際にチェックした項目です。
③ 名前 住所です
④ 点検を開始した日、終了した日、走行距離
点検整備については、「車検を自分で通す方法。メカに弱いおっさんの整備、記録の詳細。(バイク編)」を参考にしてください。
添付書類
添付する書類は、
- 自動車検査証
- 納税証明書
- 自賠責
の3枚です。正確には、3.自賠責は現在有効のものと車検後に有効となるものとの2枚添付ですが、受付前に用意するのは現在有効のもの1枚です。
自動車検査証
すべてはこの「自動車検査証」が基準です。いわゆる車検証です。自動車検査票と名前が似てますが違います。
当然、有効な車検証を用意しましょう
納税証明書
正確には「軽自動車税種別割 納税証明書」と言うみたいです。自動二輪なので税金は軽自動車の扱い。ですが、車検は普通車の扱い、紛らわしいですね。
税金の支払いは、現金、銀行振込の他、「PayPay」で支払えたりもします。現金支払いの他は支払い後に各市町村から納税証明書が郵送されてきます。(各市町村によって違うようです)
私はPayPayで支払いました。車検までに納税証明書が間に合いませんでしたので、役所に行って交付してもらいました。継続検査用の納税証明書が交付されました。当然無料です。
納税証明書は各市町村で様式も違うと思われますので、画像は参考として下さい。
最近では納税証明書の添付が不要のパターンもありますが、それほど面倒なことではないので添付して提出することをお勧めします。
自賠責
自賠責は車検時に有効なものと、車検後2年有効のものとが必要です。車検前の手続きで自賠責に加入しますが、その際に交付される証明書も添付します。
自賠責については、関連記事「車検を自分で通す方法。当日の受付手順(バイク編)」 の「受検当日 自賠責加入」項を参考にしてください。
編綴順
書類を並べる順番と各書類の記入例です。
書類編綴順
画像の説明にある通りです
各書類の記入例
これら記入例は、車検場に配置されています。本ブログで読みにくい部分は実際に車検場を見学した際に確認してください。点検整備記録簿には記載例がありません(あたりまえかぁーー)
まとめ
ここで説明した項目は、車検を通すために必要な書類のすべてについてです。記載方法も詳細に記載しました。自分で車検を通す際に必要な書類、作成について参考として下さい。
書類の作成は特に難しいところはないと思います。注意すべきは、車検証に記載してある通りに記入することです。記入すべきところと記入の必要がないところは上記でわかると思いますが、記入漏れ等があっても当日の受付で訂正してくれますので殊更に気にすることはないと思います。
一番大切なのはユーザーであることの申告と挨拶です。書類が出来上がれば、さぁ、受検です。臆せず、低姿勢で臨みましょう。
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