なんと、高速道路でタイヤがバーストしました。
後ろには大型トラックが、、、、
ピンチです、、、、、、
が、皆さんの協力のおかげで無事に帰還することができました。
高速道路で車両トラブルになってしまったときは、
・周囲(特に後方)の安全を確認しながら、合図を出して路肩等に停止
・三角表示板、発煙筒などでの安全措置(安全に出来ないときは無理にしなくてもいい)
・車から降車して安全な場所に退避(車両内での待機は禁物です)
・NEXCOに連絡
・レッカー要請
・最寄りのショップで応急修理等
の順での措置が重要です。
ここでは、おっさんが実際に高速道路でタイヤがバーストしたときにした措置、併せて、JAFの方、レッカー車の方、そしてネクスコ中日本の方々のおかげ様の様子と、感謝の気持ちを記事にしました。
おっさんもこの順番で危機を乗り越えました。と言いたいところですが、じつはNEXCOに連絡すること、知りませんでした。
車両停止
実は少し前からタイヤの異変には気づいていましたが、おっさんは無謀にも高速道路に乗ってしまいました。(その様子は下の方に書いてあります。)
高速道路入口のETCレーンをくぐりぬけ、合流ラインから本線に入りました。
徐々に速度を上げて時速100キロ近くなったところで、
「ガタガタガタガタ、、、、、ガタガタガタガタ」と何やらただならぬ音が、、、
なんだ?、この音は、、、、、と思い助手席側の窓を開けますと、
「ゴゴゴゴゴゴゴガタガタガタガタ、、、、、」と異常な音とともにハンドルには尋常でないブレが伝わってきます。
明らかに異常です。
直ちに停止しなければ、、、と思いながらも、ここは高速道路です。急には止まれません。
すぐ後方確認すると、なんと後ろには大型トラックが、、、、、、
やばい、、、、、、でも止まらなないと、、、、、、
と慌てるところですが、意外にも冷静に対処できました。
まずは、合図(ハザード)で異常を後続車に知らせました。(後続車は何の異常かはわかりませんが、減速する意思表示にはなると思います。)
徐々に速度を落とし、次のインターへの出口減速車線まで持ちこたえて、減速車線に流入したところで、停止しました。
本線上よりは幾分安全かと思いますが、それでも衝突の危険は、なお高いとは思います。
発煙筒の使用
状況からしてタイヤ、足回りの異変であることは明白です。車両を降りて(もちろん、安全確認をして降車です)確認してみますと、、、、
なんと、バーストしてます。
初めての経験です。
ビックリですが、ビックリしている場合ではありません。意外に冷静に後続車衝突の危険が迫っていることを実感し、すぐに「発煙筒」を車の後ろで使用しました。
おっさんが使っている発煙筒です。「非常信号灯」って名前付いてます。
下にAmazonのリンク貼っておきました。
発煙筒は、全ての車に搭載されています。これは搭載してないと車検が通りません。
なので、絶対に搭載しているはずです。
ただ普通の発煙筒は、マッチの大きなものみたいな感じで、道路のアスファルトで「ジャッ」っとこすると、炎と煙がじゅわーーとでて、一定時間燃え続けてくれます。
これだと使い捨てですので、最近では電池でピカピカと光る発煙筒(煙は出ません)があります。「非常信号灯」と銘打ってありますが、発煙筒の代替品として用いられています。
使い捨てではなく電池交換で何度でも使用できます。もちろん車検対応品です。(車検時には検査官から「点けてください」と言われますので、電池切れの内ないようにしましょう)
おっさんも愛用しています。今回もこれを使用しました。
ただ、なんとも心もとないです。「後続車から見えてるのかな?」と思えるほど心もとないです。更に三角表示板を設置して安全を確保したいところですが、おっさん、三角表示板を持ち合わせていません。
今回の機会をきっかけに、三角表示板の重要性の認識して購入しました。
Amazonのリンクを貼っておきます。
NEXCO西日本への連絡
高速道路でパンクなど故障をして、やむなく車両を停止させたときは、まずは「NEXCO」に連絡です。今回の高速は愛知県内でしたので、「ネクスコ中日本」です。
(稀に高速道路でもNEXCOの管轄でない道路もあるかもしれませんが、、、、、)
NEXCOへの連絡は「♯9910」です。
実はおっさんは、NEXCOに連絡することを知らずに、先にレッカー(JAF)を頼みました。
一通りのレッカーの手配での説明を終えたら、レッカー(JAF)の方が、NEXCOに連絡してください。とおっしゃいました。
NEXCOに連絡してもレッカーは来ないし、なんでかな?と思っていましたが、言われた通りにNEXCOに連絡をしました。
NEXCO到着
レッカー手配の後すぐにNEXCOに連絡をしました。場所、状況等を説明しますと、NEXCOの方は「はい、JAFさんからも連絡いただいてます」と。
JAFからも連絡してくれてました。なんとありがたや、たのもしや、です。
そのおかげか、NEXCOの到着は、とても速かったです。
レッカーよりも相当早くNEXCOが到着しました。
そして、おっさんの知らない間にパイロンを設置して最後尾で危険回避のための誘導である旗振りが始まりました。
もちろん、おっさんの車の後ろには皆さんもよく見かけたことがあると思いますが、黄色いランクルの回転灯の付いた車両を駐車してありました。
おっさんからは見えませんでしたが、もとろんその他の安全措置も万全と思います。あっという間におっさんの車は衝突の危険を回避できました。
高速道路上で停止して一番怖いのは後続車の衝突です。
衝突された時の危険を想像するに、かなり危険です。正直、命にかかわる事態です。
おっさんは運よくインター降り口の減速車線で停止することが出来たのですが、それでも衝突の危険は避けられません。ってか、かなり危険大です。
JAFの方が、NEXCOに連絡しておくように言われた意味は、NEXCOが到着して理解できました。
NEXCOの活動
NEXCOの方々はとても親切でした。そしてプロフェッショナルです。
NEXCO到着後すぐにお声がけをいただきました。(その時にはすでに誘導は始まっていました)「レッカーは手配してあると思います。レッカー到着まで誘導していますので安心してください」とホスピタリティ満点です。
だれでも高速道路上で停止したらパニックですよね。NEXCOの方の一言は安心感抜群でした。おっさんもホッとしました。
季節は暑い夏、、、、、、
なんとNEXCOの方からお水いただきました。冷え冷えです。
「補救水」です。もじってますねーー。
他三面には連絡先やNEXCOパトロール隊の活動等が書かれています。
右側の写真にも「もしもの時に」ってことで最初にする措置が書いてあります。
更に、安全のためこんな物まで、、、
写真ではくちゃくちゃと丸まっていますが最初は綺麗に折りたたまれてました。
これ、夜光帯です。チョッキみたいに着用できます。
開けるとこんな感じ。
安全確保のために万全を期してますね。
自分の責任で故障させてしまい、ご迷惑をおかけしているにもかかわらず無料で補給水と安全のための夜光帯までいただきました。
ほんと感謝です。こんなことがないと感謝の気持ちが芽生えないのもダメなおっさんですが、今後は、NEXCOの方々の親切を忘れず、渋滞等の高速道路での難題にも理解を示して協力していきたいと感じました。
レッカー要請
NEXCOに連絡したら、次はレッカーの要請です。
次はレッカーの要請です。まずはこの2つをやってください。その後のことはレッカー屋さんの指示に従うとか、既知のディーラーに相談するとか、何とでもなります。
レッカー要請は、JAF加入者はJAFに、JAF未加入者は加入の任意保険で手配するのがベストです。
しかし、先ほども述べましたが、おっさん、この期に及んで「早く車を移動させないと危険」と考えてNEXCOに連絡する前にレッカーの手配に翻弄してしまいました。
別に慌てていたわけでもないのですが、おっさんJAFに加盟していません。どこにレッカーを頼めば一番早いのか、、、、考えがまとまらず、、、、
で、まず最初に連絡したのが、十数年前に愛車ハイエースを購入したトヨペットのサポートセンターです。
ま、あまり当てにはしていませんでしたが、、、、、、、
「任意保険に入っていると思いますが、そちらのレッカーを手配してはどうでしょうか、、、、」とアドバイスをいただきました。あはは、、、、、
で、おっさんも「そか、それがいい」と思って、任意保険の証書を見ようと車検証入れを確認しましたが、ない、ない、ない、ない、ない、、、、、
そういえば、更新の時期で古い証書を出して、新しい証書を入れるのを忘れていまして、、、、、とほほ、、、、、
実は今回の騒動には、もう一人登場人物がいます。助手席には古くからのダチが乗っておりまして、、、、、、
おっさんが今回意外にも落ち着いて対処できたのはダチのおかげもあります。
そのダチが「おれ、JAF入ってるぞ」とおもむろに会員証を財布から出して「ここでいいやん。その場で入会すれば会員として取り扱ってくれるって聞いたことがあるぞ。一回電話するわ。」といって、JAFに連絡してくれました。
持つべきものは友ですね。
で、ダチが電話してみますと「同乗していれば運転者が会員でなくても大丈夫です」との返事。
なんとJAFは会員が同乗していれば運転者が会員でなくても会員としての取り扱いをするそうです。同乗の会員の手配ってことになるそうです。
で、結局ダチのJAF会員を利用してJAFのレッカー要請です。
レッカー到着
今時のレッカーは待ち時間を知らせてくれるようです。JAFに要請すると「〇〇から向かいます。概ね30分から40分後に到着です」と、、、、
さらに途中経過も連絡してくれました。
で、時間通りに到着です。
それまでの間も、NEXCOの方は文句も言わずに、ずーーっと安全誘導をしてくれています。感謝です。
レッカーは積車です。バーストしたのが左後輪、場所が高速道路上ってことで積車が相当であることは明白ですね。
積車レッカーの車内です。
ハンドルくるくる回す取っ手が付いてます、、、、おっさん、フォークリフト以外で始めてみました。あはは、、、
ようやく高速を降りて、一番近くにあるショップでタイヤ交換です。
一定距離以内ならJAFは料金掛かりません。
まとめ
高速道路でのトラブルは、命にかかわる重大なものです。初歩的な点検を怠ったおっさんが言うのもなんですが、みなさん、日常の点検はしっかりしましょう。
今回の最大の原因は、タイヤを長く履き続けたことにあります。
タイヤにはこんな感じで製造年、週、が刻まれています。
ちなみにこれは、2023年の第14週目に製造されたタイヤです。
今回バーストしたタイヤは、8年前のものでした。
おっさん、何度も言いますが、車検を自分で通します。
もちろん、車検の検査項目にも「タイヤ」はあります。点検項目にもあります。
しかし、それは、タイヤの溝、亀裂、の点検であり、使用年月は問題ではありません。
でも、実はこれが結構重要なんです。
タイヤの点検で皆さんが一番気にしているのは「溝」ですね。いわゆる「スリップサイン」です。もちろん、スリップサインが出ているタイヤは車検に通りません。が、逆を言うと、スリップサインが出ていなければ、その他の部分によほど大きな損傷がない限り車検は合格(もちろん、他の検査項目が合格しての話です)してしまうんです。
最近のタイヤは、溝だけの話をすると結構長持ちしてしまうんです。相当年月履き続けてもスリップサインが出ていないタイヤも沢山あります。
で、重要なのは、タイヤの使用年数です。きちんと保管されているものであれば製造年月は問題ないでしょうが、通常使用しているタイヤでは、5年から6年が限界と思います。
おっさん、8年も同じタイヤを履き続けていました。いけません。とほほ、、、、、
車検は自己責任です。車検が通ったのに、、、、、、なんて言い訳はできません。
みなさんもこの機会に、愛車のタイヤ製造年を確認してみてください。
そして今回、アホなおっさんを助けてくださいました、NEXCOの方、JAFの方、レッカーの方、ショップの方、そして古くからのダチ、に感謝です。
ほんと、いま命あるは、みなさんのおかげです。
愛車、ハイエース
おっさんが18年も乗り続けている車、ハイエースです。世界でも一番丈夫と言われています。
おっさん、自分で車検も通しているくらい、このハイエースをこよなく愛しています。
丈夫なハイエースはちょっとやそっとでは壊れません。どこも壊れたことはありません。
車検でも一度も不合格の項目を出したことはありません。
しかし、タイヤは消耗品です。いくら丈夫な車でも消耗品は消耗品ですよね。とほほ、、
実際におっさんが車検を通した記事を下記にリンクしておきます。これを読めば素人でも車検を通すことが出来ます。
そんな愛するハイエースです。ちょっとした異変にもすぐに気づきます
小さな異変に気付く!
じつは事件の約2週間前には小さな異変に気付いていました。
「ドコドコ」と小さな反動がハンドルにありました。
ほんとに小さな反動です。他人の車なら気づきません。
最初は「タイヤに石が噛んでいるのかな?」と思う程に小さなブレでした。が、日が経つにつれハンドルが左右に小さくぶれ始めました。
その頃には「絶対何かがおかしい」と思いました。
更に日が経つと、そのブレはスピートを上げると間隔が短くなり、スピードを落とすと間隔が長くなります。要するにタイヤの回転に合わせてブレが変わります。
応急措置と点検
まず、不備があるとすれば、空気圧、バランス、アライメントの狂い、かな?とおっさんの微かな知識で見当を付けました。
措置
おっさんの微かな知識で「おかしい」と感じた部分で、おっさんにも出来る措置といえば、せいぜいタイヤの空気圧だけです。
ほぼ気休めと思っていながら期待も込めて措置しました。規定通りの数値(おっさんのハイエースは前輪325 後輪425)に合わせます。
空気圧を全輪調整して走り始めてみますと、、、、、、、
若干、症状が改善されたかな?と思うも、完全には直っていません。
原因は他にあるようです。空気圧の調整で直ってくれれば、、、との期待は見事に外れました。
が、これ以上は自分ではできない点検修理となってしまいますので、早速ディーラーに車両を持ち込みまして点検修理の依頼です。
点検のためディーラー持込
とはいっても、おっさんもまだサラリーマンやってますので、仕事の都合ですぐにはディーラーに持ち込むことは出来ません。
それでも空気圧を調整してから2、3日後には自宅直近のディーラーに車を持ち込みました。
その時には、すでにかなりハンドルはブレ、症状も悪化しておりました。
ディーラーにはアポなしで行き、ひとまず症状を説明したのですが、、、、
『今週は空きがないですね。来週なら空いてますがいつにしますか?』とそっけない対応でした。
おっさん、一台の車を長く愛し乗り続けています。車検も自分で通していますし、なんと言っても丈夫な車、ディーラーに車を持ち込むなんてことはほどんどしたことがありません。なので、既知のセールスマンもいません。
対応して下さったサービスの方は症状を聞いただけで、タイヤに触ろうともしません。見もしません。
(後になって、あのときタイヤを触ってくれてさえいたら、この事件は防げたのでは、、、と素人なりに思っています)
不信感は募りましたが、ま、一応の説明はしてプロのサービスマンがそういうのだから、、、、と翌週に予約だけをしてディーラーを後にしました。
バースト
タイヤがバーストしたのはその3日後でした。
タイヤの異常を感じながらも「ま、サービスマンがすぐに対応しなかったということは、しばらくは大丈夫なんだろうな」と全くの素人感覚でおっさんは車を走らせていました。
これが、大きな間違いでした。
この騒動の始まりはこんな感じです。
みなさんも車に異常を感じた時には出来る限り運転を中止して(特に高速道路は禁物です)すぐに見てくれる工場に相談しましょう。
日頃から主治医的なショップを用意しておくのも必要なことかもしれません。
こんなくだらない記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
記事が皆さんのお力になれば、、、、
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