クルマ整備の知識も資格もないど素人の私が、ネットで調べながら苦戦して実施した整備・点検です。あくまで車検に合格するための最低限の点検であり、整備の勉強ではありませんので、ご了承下さい。
また、間違っていることがありましたなら、ご指摘いただけると幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
まぁ、兎にも角にもこれで車検はこれで合格しました。車検合格のために行った点検の詳細を説明していきます。
点検整備記録簿(点検整備記録簿 自家用貨物・別表5)の項目順に説明していきます。
相当長くなってしまいました。ごめんなさい。
ちなみに私のクルマは平成18年式のハイエース、超ノーマルです。荷室はいろいろと改装がしてありますが、車検に関連する部分については、ノーマルのままです。
整備記録は実際に整備、確認をした項目のみをチェックとしました。素人では整備できないような項目までチェックすると、検査官に「ほんとに整備したの?」と思われてしまいます。
またクルマによっては、そもそも存在しない項目(例えば四輪ディスクブレーキならドラムブレーキの項目は存在しないものですね)にチェックをしてしまうのもご法度です。
整備していない項目があっても検査後整備で十分です。合否には関係ありません。
ちなみに、整備記録簿はなくても車検の合否に関係ないようです。「後整備」なるものがあるようで、車検合格後に整備してもOKとのことです。
でも車検証に「点検整備記録簿有り」って記載がもらえないようです。
次の車検の時に余計に厳しくなりそうな感じもしますので、やっぱりここは提出しておきましょう。ってか、整備は大事なので安全のためにもきちんと整備して車検合格を目指したいと思いました。
あと、参考ですが、、、、
この「点検整備記録簿 自家用貨物・別表5」が、令和3年10月1日から、「自家用貨物等特定整備記録簿 自家用貨物車等・別表5」に様式が変わっているそうです。
対象の車両は、令和3年10月1日以降の新車からで、検査実施は令和6年(輸入車は令和7年)以降の様です。
どうやらこれは、対象車両が車検を受ける際には、車載式故障診断装置(OBD)による検査をしてその結果を特定整備記録簿に記載しなければならないことから来ているようです。
変更された様式にもその項目があります。ですが、私のクルマは対象外なので、ODBによる診断も必要なく、様式も今まで通りの様式で問題ありませんでした。
実際、検査場に備え付けの整備記録簿も今まで通りの様式でしたので、今の時点(令和4年4月)では何も問題ありません。
ODB診断につきましては、国土交通省資料「車載式故障診断装置を活用した自動車検査手法のあり方について(最終報告書)」が参考となるようです。おっさんには何が書いてあるのかチンプンカンプンですけど、、、、、
目次は長くなってしまいました。閉じてくださったほうが読みやすいかもです。
- 外周等
- エンジンルーム内点検
- パワー・ステアリングベルトの緩み・損傷
- パワー・ステアリングオイルの漏れ
- パワー・ステアリングオイルの量
- パワー・ステアリング取付の緩み
- ブレーキ液の量
- クラッチ液の量
- 点火プラグの状態
- 点火時期
- ディストリビュータのキャップの状態
- バッテリのターミナル部の緩み、腐食
- 電気配線の接続部の緩み、損傷
- 低速、加速の状態
- 排気の状態
- エアー・クリーナ・エレメントの汚れ、詰まり、損傷
- エアー・クリーナの油の汚れ、量
- ブレーキ・マスタ・シリンダの機能、摩耗、損傷
- 燃料漏れ
- ファン・ベルトの緩み、損傷
- 冷却水の漏れ
- メターリング・バルブの状態
- ブローバイ・ガス還元装置の配管の損傷
- 燃料蒸発ガス排出抑止装置の配管等の損傷
- チャコール・キャニスタの詰まり、損傷
- 燃料蒸発ガス排出抑止装置のチェック・バルブの機能
- 触媒等の排出ガス減少装置の取付の緩み、損傷
- 二次空気供給装置の機能
- 排気ガス再循環装置の機能
- 減速時排気ガス減少装置の機能
- 一酸化炭素等発散防止装置の配管の損傷、取付状態
- ブレーキ倍力装置のエア・クリーナーの詰まり
- 室内点検
- 足廻り点検
- ホイール・アライメント
- ブレーキ・ホイール・シリンダの機能、摩耗、損傷
- ブレーキ・ディスク・キャリパの機能、摩耗、損傷
- ブレーキ・バルブ、クイック・レリーズ・バルブ、リレー・バルブの機能
- ブレーキ倍力装置の油蜜、気密、チェック・バルブ、リレーバルブの機能
- エア・タンクの凝水
- エア・コンプレッサの機能
- プレッシャ・レギュレータ、アンローダ・バルブの機能
- ブレーキ・ドラムとライニングのすき間
- ブレーキ・シューの摺(しゅう)動部分、ライニングの摩耗
- ブレーキ・ドラムの摩耗、損傷
- ブレーキ・ディスクとパッドのすき間
- ブレーキ・パッドの摩耗
- ブレーキ・ディスクの摩耗、損傷
- センタ・ブレーキ・ドラム
- 二重安全ブレーキ機構の機能
- タイヤの空気圧
- タイヤの亀裂、損傷
- タイヤの溝の深さ、異常摩耗
- スペア・タイヤの状態
- ホイール・ナット、ホイール・ボルトの緩み
- フロント・ホイール・ベアリングのがた
- リーフ・スプリングの損傷
- リーフ・スプリング、スプリング・ブラケットの取付部の緩み、損傷
- リーフ・スプリング、トルク・ロッドの連結部のがた
- コイル・スプリングの損傷
- ショック・アブソーバーの損傷、オイルの漏れ
- 下廻り点検
- ステアリング・ギア・ボックスの取付けの緩み
- ステアリング・ギア・ボックスのオイルの漏れ
- ステアリングのロッド、アーム類の緩み、がた、損傷
- ロッド、アーム類のボール・ジョイントのダスト・ブーツの亀裂、損傷
- ステアリグ・ナックルの連結部のがた
- ブレーキ・ホース、パイプの漏れ、損傷、取付状態
- トランス・ミッション、トランスファのオイルの漏れ
- トランス・ミッション、トランスファのオイルの量
- プロペラ・シャフト、ドライブ・シャフトの連結部の緩み
- ドライブ・シャフトのユニバーサルジョイント部のダスト・ブーツの亀裂、損傷
- プロペラ・シャフト、ドライブ・シャフトのスプライン部のがた
- プロペラ・シャフト、ドライブ・シャフトのユニバーサル・ジョイント部のがた
- プロペラ・シャフト、ドライブ・シャフトのセンタ・ベアリングのがた
- デファレンシャルのオイルの漏れ
- デファレンシャルのオイルの量
- エギゾースト・パイプ、マフラの取付の緩み、損傷、腐食
- 遮熱板の取付の緩み、損傷、腐食
- マフラの機能
- エンジンオイルの漏れ
- シャシ各部の給油脂状態
- 外廻り点検
- その他必要となった点検・整備の内容
- まとめ
外周等
まずは灯火類等の外廻りの点検です。これは点検整備記録簿にはありませんが車検合格には必要不可欠な点検です。ちゃんと点くか、あるか、破損してないか、の点検です。
室内、エンジンルーム内のオイル漏れ等の点検も整備記録簿にはありませんが、検査時には検査官が確認しますのでしっかり点検しておきます。
灯火類
- ヘッドライト:点灯するか ハイビーム、ロービームの切り替えに異常ないか
- ウインカー:前後左右とも点灯するか ハザードも確認
- テールランプ:点灯するか ブレーキをかけてストップランプが点灯するか
- ナンバー灯:玉切れしていないか
- フォグランプ:フォグランプがあるクルマは、玉切れしていないか点検です。
各灯火とも割れ、ヒビ、がないか確認して、不備があれば交換です。
メーターパネル等の室内
メーターパネルも目視点検があります。
エンジンキーがアクセサリ(ACC)の位置で全灯するか。そしてエンジンをかけた時に正常に消灯するかどうかを点検されました。
とくにチェックエンジンのランプは重要のようです。これは先述したODB検査と関係があるのかもしれません。
当然ですが、ウィンカー、ライト等も点灯を確認しました。シートベルトのインジケータランプも正常に作動(反応)しているかどうかも点検です。
タイヤ
溝、空気圧の点検です。タイヤ側面の劣化によるひび割れ、縁石に擦ったような跡や傷がないかの点検もします。
ウェアインジケータ(スリップサイン)の出ているタイヤは交換です。ウェアインジケータ部分で見て、溝がないと車検通りません。
当然空気圧の点検もしました。
とはいっても、自分のクルマの正しい空気圧って???? タイヤの空気圧はどのクルマでも、運転席ドアを開けたところに張り付けてあります。もちろん、クルマに備え付けの「整備手帳」にも記載があります。
で、これに従ってガソリンスタンドで調整しました。
タイヤの状態は下記の整備記録「足回り点検」で詳細あります。
足回り点検の「タイヤの空気圧」等について
ホーン
ちゃんと鳴るか。だけです。
その他車両室内
ハイエースはエンジンルームはコックピットの椅子を上げてアクセスします。オイル漏れ等のないことを点検します。
コックピットには、発煙筒が備え付けられています。発煙筒がなかったり、期限がきれていたりすると車検に通りません。
写真のように、最近では電気フラッシュの発煙筒もあります。おっさんもこれで今回の車検を通しました。
普通の発煙筒には使用期限がありますので、期限内の物かどうか確認してください。
上の写真にあるように、エンジンルームには車台番号等が刻印された札がついています。これも検査官がチェックしていました。、、、、なので破損等していないか点検です。
破損していた時にはどうしていいのかは、おっさんにはわかりません。すぐディーラーに駆け込みましょう。
荷室にある荷物搬出
貨物(1ナンバー、4ナンバー)の方の参考です。乗用の方は関係ないですね。
おっさんの車は、荷室にベッドや棚等が設置されています。貨物でナンバー取得しているクルマなので、荷室の面積が必要以下になると車検が通りません。
ベッドが備え付けられているということは、当然にこのままでは荷室面積が不足します。ベッドを取り外して検査に挑まなければなりません。しかし、それは超面倒です。
それを見越して、ベッドはボルトナットで取り外しが可能な取付にしてあります。これなら、すぐに取り外せるという概念で、設置のままでも問題ありません。(荷物台として捉えます)
それでも布団等は全て搬出して荷室は空に近い状態にしました。これならベットとしてではなく、荷物載せみたいな感じで通ります。
ちなみに、セパレートバーは取り付けないと車検は通りません。
セパレートバーは最大積載量が500kg以上の車両には必要です。ないと車検通りません。おっさんのハイエースは、最大積載量が1250kgですので必要です。ハイエースは2本のセパレートバーがありますので、2本とも取り付けての検査です。
参考ですが、ベッド等を付けたままでも構造変更の申請をすれば、そのままでも車検が通ります。構造変更は、8ナンバー登録と違い、煩雑な対策が不要です。
自由なレイアウト、どんな素材でも大丈夫ですので、興味のある方は一度チャレンジしてみるものいいかと思います。
え、じゃ、なんでおっさんは構造変更してないの?って言われそうですが、、、、
近々チャレンジします。
その他外周
- ミラー:割れ、ヒビ、破損等がないか点検です。もちろん、あれば交換です。
- ボルトの緩み:見える範囲のボルトは全部チェックしました。とくにホイールナットの緩みは厳禁です。ホイールキャップは外しておきましょう。点検官がボルトをコンコン叩いて緩みを点検します。
- オイル:漏れていないかの点検です。見える範囲でのオイル漏れはふき取りましょう。
- ハンドルロック:ちゃんとかかるかどうかの点検。
- ワイパー:動作確認しておきましょう。ウォッシャー液が出るかどうかも確認です。
- フロントガラス:擦り傷程度は大丈夫と思いますが、飛び石などで凹み等がある場合は不合格となるパターンもあるようです。検査合否より安全第一ですので、危険な状態であるときは修理です。
また、フロントガラスには車検標章、法定点検標章(丸いやつです)以外の貼付はダメです。法定点検標章の期限が切れていたら剥がしておきましょう。法定点検標章はなくても問題ありません。 - その他:ボディーの大きな凹み、錆、ガラス破損等は修理です。
上記外周等の点検を実施しましたが、私のクルマ、どノーマルなので何も問題ありません。一応の点検をしたのみで全く異常ありませんでした。
異常があれば修理するのは当然です。
オイル交換
タイミングにもよりますが、車検前にはオイル交換しておいた方が安心ですね。私は必ず交換します。今回も交換して車検に挑みました。整備記録簿には「その他必要となった点検・整備の内容」欄に「オイル交換」「エレメント交換」と項目をあげて☑としました。
それでは、点検整備記録簿に沿って、順に整備した状況を書きます。ここからは、わからない言葉だらけでネットで検索しては、実車で確認の繰り返しでした。
以下点検整備記録簿の項目順です。点検整備記録簿とにらめっこして確認していただけますと、わかりやすいのかな?なんて思います。
各項目に、点検の実施方法を簡記しました。「国土交通省自動車安全情報自動車の点検及び整備に関する手引き」を参照としています(下記リンク)。事業者用ではありますが、とても参考になりました。
エンジンルーム内点検
最初にエンジンルーム内にある各装置等の点検です。おっさんはど素人ですので、ほとんどの項目は言葉すら聞いたことのないものばかりです。それでもネットで調べながら、時には人に質問しながら点検をしました。
パワー・ステアリングベルトの緩み・損傷
点検の実施方法は、定められたプーリ間のベルト中央部を手(約10kg)で押したとき、たわみ量が規定の範囲にあるか、ベルト全周にわたって内側、側面に著しい磨耗や損傷、亀裂がないかを目視などにより点検します。
最近のクルマは1本のベルトでオルタネータ・パワステ・AC・ウォーターポンプを機能させているみたいです。Vベルトって言うのかな?
目視で損傷を点検、緩みは指で押してみての点検ですが、オートテンショナー(たぶん赤⇨部分)で押せば押しただけ沈みます。点検必要ないってことなのかな?
とりあえず損傷なし、オートテンショナーのガタなしで、良しとして ☑
パワー・ステアリングオイルの漏れ
点検の実施方法は、ギヤ・ボックス、オイル・ポンプ、ホース、パイプ、接続部などからのオイル漏れがないか。ホースの劣化によるふくらみや損傷、亀裂などがないかを点検します。
⇦ です。周囲をみても漏れて無いです。蓋を開けても漏れた形跡もないので☑です。
エンジンルーム内にオイル漏れの形跡がないことから、ギヤボックス等の漏れもないと判断します。
パワー・ステアリングオイルの量
⇦ 部分で確認です。「COOL」とあるのでエンジンが冷えている状態での油量です。
反対側に「HOT」があります。
項目が「オイルの量」となっているので、相当汚れている感じですが、そこは無視して、量だけに着目して異常なしで☑です。
パワー・ステアリング取付の緩み
点検の実施方法は、オイル・ポンプ及びギヤ・ボックスの取付部に緩みがないか、ホース及びパイプの接続部に緩みがないかを点検します。
「パワー・ステアリング取付の緩み」って、、??
素人には何のことかさっぱりです。が、ネットで調べて、パワーステアリングユニットの点検をしました。
⇧の部分がパワーステアリングユニットでいいと思います。手で触ることもできませんので、ハンドルを揺すってガタなし。
ユニット本体からのオイル漏れ等なし。
ちなみに⇨がダストブーツです。これもオイル漏れ等ないことから☑ です。
ブレーキ液の量
点検の実施方法は、リザーバ・タンクの液量が規定の範囲(MAX~MINなど)にあるか、リザーバ・タンク周辺から液漏れがないかを目視などにより点検します。
これくらいなら、おっさんにもわかります。適正液量で☑です。
クラッチ液の量
オートマチックなので、クラッチ液って、、、、たぶんないですよね。わからないことや点検できなかったことは絶対にチェックしてはダメなのでここは項目なしの記号〼です。
〼は該当なしの印です。おっさんが今回使用した整備記録簿には、該当なしの区分はありませんが、、、
点火プラグの状態
点火プラグの状態って、、、点火時期でも点検するのか? でも、普通のおっさんがテスターなんて持ってないし、、、
点検の実施方法は、
1 電極に汚れ、損傷及び摩耗がないか。また、絶縁碍子に焼損がないかを目視などにより点検します。
2 中心電極と接地電極とのすき間(プラグ・ギャップ)が規定の範囲にあるかをプラグ・ギャップ・ゲージなどにより点検します。
点火プラグは⇦ の部分ですが、ダイレクトイグニションとなっていることからも、イリジウムプラグと想定されます。
おっさんは、トルクレンチも持ってないのでプラグを外して確認するのも、はばかります。
整備記録簿には、「イリジウムプラグは行わないことができる」とあるので、ここはイリジウムプラグと信じて□としました。
点火時期
上記の通り、テスターもないので点検のしようがありません。ダイレクトイグニションは、点火時期もEFIにコントロールされているそうです。
更には、「イリジウムプラグは行わないことができる」と整備記録簿にあることから、ここも、□としました。
ディストリビュータのキャップの状態
ダイレクトイグニションなので、ディストリビュータはないようです。
ディストリビュータとは、点火コイルで発生させた高電圧の点火電流を各シリンダーの点火プラグに、点火時期として適切なタイミングで通電する装置、って書いてありました。ようするに、点火時期をコントロールする装置ですかね?
ダイレクトイグニッションでは点火時期もEFIにコントロールされているそうです。文字通りダイレクトなのですね。なのでディストリビュータはありません。
したがって、この項目は、項目なしの記号〼としました。
バッテリのターミナル部の緩み、腐食
点検の実施方法は、ターミナル部の緩みや腐食により、接続状態が不良でないかを点検します。
おっさんでもこれくらいは分かります。
プラス側には赤いカバーが付いてますので、それを外して腐食していないこと、手で触ってぐらついていないことを確認して☑です
電気配線の接続部の緩み、損傷
点検の実施方法は、エンジン・ルーム内の電気配線について、接続部に緩みがないか、電気配線に損傷がないか、かつ、クランプに緩みがないかを目視や手で動かすなどして点検します。あと、電気配線が他部品と干渉するおそれがないかも点検します。
上記写真、ターミナル部のですが、配線の接続部も写ってます。電気配線の接続部なんて、あっちゃこっちゃにありますよね。
なのでここでは、このバッテリーターミナル部の電気配線を捉えて、緩みや損傷がないことから☑ としました。
低速、加速の状態
これ、正直よくわかりません。「減速」ではなく「定速」でもなく、「低速」です。「加速」は文字通りですよね。しかもエンジンルーム内の項目にあります。
点検の実施方法は、エンジンを暖機させた状態でアイドリング時の回転がスムーズに続くか、エンジンを徐々に加速したとき、アクセル・ペダルに引っ掛かりがないか、エンスト、ノッキングなどを起こすことなくスムーズに回転するかを走行するなどして点検します。
エンジンをかけてアイドリング状態を「低速」そこから「加速」して、、、特に何も異常はみあたらないので☑ としました。
アイドリング状態が不安定であったり、加速時にノッキングやエンスト、アクセルペダルに引っ掛かりがなく、スムーズな加速ができれば良しです。走行しての点検が良いかと思います。
排気の状態
排気の状態って言われましても、、、、
点検の実施方法は、安定したアイドリング状態で排気ガスの色が白煙や黒煙でないかの目視による点検です。また、アイドリング時のCO(一酸化炭素)及びHC(炭化水素)の排出濃度をCO・HCテスタにより点検します。
おっさんはテスタなどは所持していないので、エンジンを十分に暖機させた状態で、排気ガスの色が白煙や黒煙でないかを目視により点検し異常がないことで☑ としました。
排気の状態は検査項目にもありますので、本来ならテスタを用いてアイドリング状態でのCO(一酸化炭素)及びHC(炭化水素)の排出濃度を点検するのがベストです。
車検場の近くにはテスター屋さんがたくさんあったりします。検査前に持ち込んで検査するとベストです。お金かかりますけどね、、、、、、あはは
エアー・クリーナ・エレメントの汚れ、詰まり、損傷
点検の実施方法は、エレメントを取り外し、汚れ、詰まり、損傷などがないかの目視などによる点検です。
まずは、おっさんのクルマのエアークリーナエレメントがどこにあるか、そこからです。
運転席の下側から覗いたところにありました。⇧ の部分です。⇦ の丁番3つで止めてあります。
丁番を外して蓋を開けてみると、、、
どういうわけか鳥の羽が、、、
どうやって入ったのか不思議です。ま、粉塵とかで汚れてますので綺麗にしました。
蓋を外すとエレメントが入っています。エレメントは蝶ネジで止めてあるだけです。
エレメント本体です。それほど汚れていないと思うんですけど、、、、、
この項目は、汚れ、詰まり、損傷などがないかの点検です。目視点検で良しとして、簡単に清掃しましたことから、「C」 としました
「C」は清掃の記号です。
エアー・クリーナの油の汚れ、量
この項目は、項目前に◆の印があります。点検整備記録簿には「◆印の点検は大型特殊車両に限る」とありますので対象外です。そもそも、エアー・クリーナの油って、、、、、
このように点検していない項目はもちろん、対象外、存在しない部品等の項目は絶対に✔してはいけません。何度も言うようですが、ほんとに点検してあるのかどうか疑問を持たれてしまいます。
ここは当然、□です。
ブレーキ・マスタ・シリンダの機能、摩耗、損傷
これですねー。ブレーキペダルを踏み込んだ力をピストンを通じて油圧で増幅させブレーキ本体へと伝える役目の装置とのことです。
テコの原理とパスカルの原理を使っているそうです。聞いたことあるよね、、、ってレベルです。おっさんはそんなもんです。
点検の実施方法は、マスタ・シリンダに損傷や液漏れがないかの目視による点検です。
検査項目は、機能、摩耗、損傷です。
普通にブレーキ効いてますので、機能に問題はないでしょう。摩耗って、、、、よくわかりませんが、見た目損傷もないことから☑ としました。
燃料漏れ
点検の実施方法は、フューエル・タンク、フューエル・ポンプ、ホース、パイプ、キャブレータ、インジェクタ、ノズル・ホルダ、インジェクション・ポンプなどからの燃料漏れ、フューエル・ホース及びパイプの亀裂及び損傷、ホース及びパイプのクランプ取付けの緩み、クランプのゴム等の劣化等によるホース及びパイプ固定の異状、を目視等により点検します。
盛りだくさんですね。正直、タンクくらいは分かりますが、ホースやパイプなんて長かったり、隠れている部分もあります。全部は無理です。
エンジンルーム内の点検なので、エンジンルーム内の燃料漏れの点検です。
とはいっても、燃料ホースなんてどこだ?という感じで、ま、くまなく目視点検して燃料漏れが発見できなかったことで☑ としました。
ファン・ベルトの緩み、損傷
最近のクルマは、1本のベルトでいろいろ兼ねていますね。おっさんのハイエースも、ファン、オルタネータ、エアコン、パワステ、を1本で回しています。(タイミングベルトは別にあります)
なので、上記「パワー・ステアリングベルトの緩み・損傷」と同じなので☑ としました。
冷却水の漏れ
冷却水、漏れてたらエンジンルーム内の床が汚れるのでわかりますよね。
点検の実施方法は、アイドリング状態で、ラジエータ、ウォータ・ポンプ、ラジエータ・ホース、ヒータ・ホースなどから水漏れがないかの目視点検です。
ま、エンジンルーム内を目視で水漏れなければ良しです。
「⇧」 がウオータ・ポンプのようです。
このあたりからの水漏れもないことから☑ としました。
クーラントのタンクです。⇨がLOWレベルです。ギリギリですけど、ギリギリでOKと思います。
タンク下辺りにも水漏れ等ありません。見える限りのホースにも水漏れなしです。
漏れてたらタンク下も濡れるのでわかります。
メターリング・バルブの状態
??? メカの知識のないおっさんには、さっぱりわかりません。ネットで調べてみますと、環境対策装置の一つのようです。環境対策ってことで、大切なことですね。
エンジンから発生した未燃焼ガスをそのまま大気解放せず、環境保全のために、もう一度エンジンに戻す装置のようです。
この環境対策のために未燃焼ガスを戻す装置を「ブローバイガス還元装置」というそうです。メターリングバルブはその装置の一つらしいです。
点検の実施方法は、アイドリング状態でメターリング・バルブのインテーク・マニホールド側のホースをつまんだり放したりしたとき、バルブの作動音 (カチカチ音)が発生するかを、又は、メターリング・バルブの片側から通気し反対側から通気しないことを点検します
?? またわからないことが、、、、、「インテークマニホールド」とは、、、
これもネット頼りに調べてみました。ここでは項目と関係ないので割愛しますが、ネットで調べては点検しての繰り返しです。
ところでメターリングバルブはどれ?と思い調べてみますに、⇧ の所にあるそうです。
⇦ の所もそうなのかどうか???でもエアーインテークにつながってますのでそうなんですかね?
⇧ のホースを外してみるとバルブがあります。たぶんこれが、メターリングバルブと思います。
ネットによると、手で抜けるなんて書いてありましたが抜けません。
六角ねじれば抜けそうですが、素人のおっさんには、ちょっと域を超えているような気がしまして、出来ませんでした。
ここにホースを繋いで、息を吸い込むと吸える。逆に吐いても吐けないなら正常、らしいですが、怖くてできません。
⇦ の所も外してみました。でもバルブっぽくないですが、わかりません。反対側はエアーインテークに繋がっていますので、機能は上記と同じかと、、、
とするとこれ、もしくはエアーインテーク側にも同じようなものがあるので、それもメターリングバルブかもしれませんが、おっさんにはわかりませんでした。すいません。
バルブそのものの点検のようですが、点検方法にもあるやり方で、アイドリング状態にしてメターリング・バルブのインテーク・マニホールド側のホースをつまんだり放してみましたが、バルブの作動音 (カチカチ音)は聞き取れませんでした。(エンジン音にかき消されているのかな?)
ま、ここはエンジンのアイドリング等に異常もなく、異臭等もしないこと、目視で汚れもないことから状態に異常なしとして☑ としました。
ブローバイ・ガス還元装置の配管の損傷
上記メターリングバルブの点検にもありますが、この装置全体をブローバイ・ガス還元装置と言うと理解しました。
点検の実施方法は、ホース、パイプなどの配管に劣化や損傷がないか、クランプの取付状態に異状がないかを目視点検します。
点検項目は配管の損傷とあります。配管といっても、、、
〇 のホースしか、おっさんにはわかりません。
ブローバイ・ガス還元装置なんて仰々しく言われると、さも複雑で大きな装置を想像してしまいますが、未燃焼ガスをもう一度エンジンに戻すホースを、ブローバイ・ガス還元装置と言うのかな?
ま、そう理解して、このホースに損傷がないことから、☑ として良しです。が、なぜかおっさんは、□ としてしまいました。??です。
燃料蒸発ガス排出抑止装置の配管等の損傷
ん、、、、難しい言葉が、、、、、
おっさんのハイエースでは「燃料蒸発ガス排出抑止装置」とはチャコールキャニスタのことと思います。他の方式での燃料蒸発ガス排出抑止装置もあるようですが、、、、
点検の実施方法は、ホース、パイプなどに損傷がないかを目視などによる点検です。
チャコールキャニスタの配管は、下図の ⇦ でいいと思います。この配管に損傷がなければ☑ としてよいと思います。なぜかおっさんはここも□です。???です。
チャコール・キャニスタの詰まり、損傷
またまた聞いたことない単語が、、、チャコールは炭ですよね。キャニスタは、、、容器でいいのかな? 要するに炭の入った箱ですね。
チャコールキャニスタも環境保全の装置のようです。大切ですね。
チャコールキャニスタとは、ガソリンタンク内でガソリンが気化して発生した燃料蒸発ガスをそのまま大気中に放出するのではなく、一時的に貯めておいて、それを活性炭に吸着させる方法で浄化して積極的にエンジンの燃焼室へ戻すような制御装置のようです。
大きな四角の箱がチャコールキャニスタです。
⇨ が給油口からガソリンタンクへのパイプです。
⇦ がガソリンタンクの上部からキャニスタへと続くパイプです。
点検の実施方法は、
1 チャコール・キャニスタのフューエル・タンク側のホースを取り外しエアを送り、詰まりがないかを点検。
2 パージ・コントロール・バルブのフューエル・タンクからきているホース側を強く吹いたとき通気し、吸気側マニホールドからきているホース側を強く吹いたとき通気しないこと、また、大気開放側から強く吹いたとき通気することを点検。
3 チャコール・キャニスタ本体に損傷がないかを目視などにより点検。
上記⇦ のガソリンタンク側を外して息を吹き込んで、抵抗なく生きが吹ければ問題ないようです。が、こんなもの外せません。
本体は見えるところだけ目視点検して損傷なければ良しだと思います。
チャコール・キャニスタの簡単な点検方法はネットで調べるとたくさん出てきます。ホースを外さずにできる点検方法が紹介されています。
日常的な点検であるなら、これで十分と思います。(日常的にチャコールキャニスタの点検はしませんが、、、、)
ですが、今回は車検の為の点検なので、やはりホースを取り外しての点検を基準として、おっさんは □ としました。
ちなみに、おっさんのハイエースでは、チャコールキャニスタは右前輪付近、バッテリーの直下にあります。
燃料蒸発ガス排出抑止装置のチェック・バルブの機能
点検の実施方法は、チェック・バルブを取り外すなどして、チェック・バルブの両側から交互にエアを送り、通気状態に差があるかを手を当てるなどして点検します。
上図チャコールキャニスタの上部に、チェック・バルブなるバルブがあるようです。おっさんはチャコールキャニスタの上部はみてないので、チェックバルブがどういうものかもわかりません。なので当然 □ です。
ちなみに点検は、このバルブを取り外す等してバルブの両側から交互にエアを送り、通気状態に差があるかを手を当てるなどしての点検のようです。次回にはチャレンジしたいと思いますが、
触媒等の排出ガス減少装置の取付の緩み、損傷
触媒くらいはおっさんにもわかります。でも、なんでエンジンルーム内点検の項目にあるのか、、、、???です。
点検の実施方法は、本体の取付けに緩みがないかをスパナなどにより点検、触媒本体に損傷がないかを目視などにより点検します。(遮熱板に変形や損傷がなければ、この点検を省略できます。)
もう一つ、排気温度警告装置の配線の取付けに異状がないかを目視などにより点検します。
⇧ が触媒です。点検項目では、取付の緩み、損傷とありますので、スパナ等で緩みを点検いして、目視で損傷がなければ☑ で良いと思います。
触媒の点検、じつはもう一つ、「排気温度警告装置の配線の取付けに異状がないかを目視などにより点検」というのがあるそうです。おっさんはこの排気温度警告装置の点検をしてませんでしたので、□としました。
ちなみに、下図二か所に付ているのが排気温度警告装置と思いますが、、、
二次空気供給装置の機能
排気ガスに含まれる未燃焼炭化水素を完全燃焼させる装置との説明がネットであります。なんのこっちゃらですが、どうやら最近のクルマにはほぼ、付いていないそうです。
よくわからない、& 付いていなと判断して、□です。
排気ガス再循環装置の機能
これも環境系の装置のようです。調べてみますと、排気ガスを吸気に混ぜて再度シリンダーに入れるといったもののようです。
吸気に排気ガスを戻して混ぜているそうです。排気ガスには酸素がほとんど含まれていないことから、燃焼室内の酸素が減って燃焼温度が下がり、有害物質が減る。その結果、スロットルをより開くことができ、ポンピングロスが減って燃費が向上する、そうです。
昔のクルマには付いていたそうですが、その後別の装置に切り替わり、また最近のクルマには、燃費向上の役割で復活しているそうです。
おっさんのクルマ、この装置、どこに付いているのか、はたまた付いていないのか、さっぱりわかりません。わからないものの機能も点検しようもないので、ここは□です。どうやらおっさんのクルマには付いていないようですが、、、、、
減速時排気ガス減少装置の機能
またまた環境系の装置ですね。これは、減速時にスロットルバルブが急に閉じないようにするためのもののようです。
スロットルバルブが急激に閉じると、吸気管内の負圧が高くなるりキャブレターから燃料が吸い出され一時的に混合比が濃くなり未燃焼ガスが排出されるのを防ぐため、スロットルバルブをゆっくり閉じるように制御する装置。だそうです。
そもそも、おっさんのクルマ、いくら古いといっても、さすがにインジェクションです。キャブレターはないと思いますが、、、、、、
インジェクションがその役目をしているとのことで、✔でも良しとする考えもあるようですが、おっさんには、あるのか、ないのか、判別としないことから□としました。
一酸化炭素等発散防止装置の配管の損傷、取付状態
これまた、、、、、、ネットで調べてみますと、「一酸化炭素等発散防止装置」とは、上記4項目、・触媒等の排出ガス減少装置、・二次空気供給装置、・排気ガス再循環装置、・減速時排気ガス減少装置、のことのようです。
これらの装置の配管の損傷、取付状態が点検項目ではありますが、いずれも、有るのか無いのか?すらわからない代物ですので、当然□です。
ブレーキ倍力装置のエア・クリーナーの詰まり
ブレーキ倍力装置って、、、、昔のクルマには付いてなかったそうです。だから昔のクルマはブレーキがくそ重かったです。強化ブレーキなんてものも流行って、超重かったと思いますが若さで乗り越えてました。
現代のクルマは、文字通りの装置で、ブレーキを踏む力を倍増してくれる装置があるので、老若男女問わず、ブレーキの効きに問題はないようです。
この、ブレーキ倍力装置の点検は後で出てきます。ここでは、そのエア・クリーナーの詰まりの点検です。どうして、同じ装置の点検が、項目離れてあるのかは、わかりません。
⇦ がブレーキ倍力装置です。
⇦ の所にバルブがあります。ネットによるとここにフィルタがあるようなことも書いてありますが、おっさんはこんなもの外せません。
点検方法は、エレメントを取り出し、汚れによる詰まり、損傷がないかを目視などにより点検します。エレメント自体の存在も不明ですので、ここは□です。
室内点検
ここではコックピット内にある装置の点検です。おっさんにも馴染みのある装置ばかりです。比較的容易に点検できました。
ハンドルの操作具合
ハンドルくらいは、おっさんにもわかります。でも操作具合って、、、、
点検の実施方法は、
1 一定速度で走行してハンドルが振れないか、左右に取られないか。
2 走行中にハンドル操作が異常に重くないか、戻りはよいか。
3 ハンドルにがたがないか、ハンドルの遊びの量が適当であるか
いずれも異常はありません。よって、☑ です。
ハンドルの遊び、ガタ
上の項目の続きみたいなもんですね。点検の実施方法は、ハンドルを左右、上下、軸方向に動かしてガタはないか。遊びの量が適当か、です。
いずれもガタなし。良好なので、☑ です。
ブレーキペダルの遊び
これも、馴染みのある言葉ですね。
点検の実施方法は、エンジンを停止してブレーキ・ペダルを数回踏み、ブレーキ・ペダルを手で抵抗を感じるまで押して遊びの量が規定の範囲にあるかを計ります。
こんな感じで指で押してみて遊びを計ります。計測したところ3㎜でした。
おっさんのハイエース、ブレーキペダルの遊びは、1~6㎜です。よって良好で☑ です。
ブレーキペダルを踏み込んだ時の床板とのすき間
今度は逆に、踏み込んだ時の床とのすき間ですね。
点検の実施方法は、エンジンをかけてブレーキ・ペダルを強く踏み込んで、ペダルと床板とのすき間を計ります。
おっさんのハイエース、すき間は120㎜以上 との規定です。ここは、実は計測してません。踏み込んだ状態で計測しようと思うと、もう一人お手伝いが必要です。
おっさんは、お友達がいないので一人でやります。右足でペダルを踏み込んで左足のすっぽり入ることから、すき間は十分と判断して☑ です。
ここは、もう一つ、踏みごたえから、エアの混入がないかの点検も必要です。が、こんなんわかりません。ガスガスしてないから良しとします。
ブレーキの効き具合
ブレーキは、車検の検査項目にもあって、時々不合格のでる項目だそうです。
ですが、おっさんは素人なので当然にテスタなどは持ち合わせておりません。
点検の実施方法ですが、乾燥した路面を走行してブレーキ・ペダルを踏み込んだとき、踏力に応じた制動力が得られ、進行方向にまっすぐに止まることができるかを点検します。
普通に止まることができますので、☑ としました。
駐車ブレーキ・レバーの引きしろ(ホイールパークの作動)
ホイール・パークというのは、どうやら大型トラックやバスに採用されている空気式車輪制動型のブレーキ(なんのこっちゃらです)のことで、関係ないようです。
「引きしろ」って、何を点検するんだ?なんて思って、駐車ブレーキを引いてみますも、違和感なし。ということで☑ としました。
点検の実施方法は、パーキング・ブレーキを規定の力で操作したとき、引きしろが、規定のノッチ数(ラチェットがかみ込む音で確認)の範囲にあるか、また、開放時に走行位置に保持されるかを点検するそうですが、規定のノッチ数も把握していません。あはは、、、
駐車ブレーキの効き具合
普通に効いていれば☑でいいと思います。
点検の実施方法は、乾燥した急坂(5分の1(20%)勾配)の路面で、停止状態が保持できるかの点検です。
そんな坂道ないし、坂道の勾配なんて計れないし、、、、、、で、効いている感じがするので良しとしました。
クラッチ・ペダルの遊び
オートマチックなので、クラッチ・ペダルはない。ないから□です。が、おっさん、ミスをして☑してしまいました。
ありもしない項目を✔するのは、ご法度です。絶対にしてはいけません。幸い、検査官には何も聞かれませんでした。総合判定でも何も聞かれなかったから良かったです。
クラッチ・ペダルの切れたときの床板とのすき間
上記同様で□です。
クラッチの作用
これも、上記同様で□です。
シート・ベルトの損傷、作用
項目の最初に「★」印があります。記録簿の欄外に「★はレンタカーに限る」と注意書きがありますので、当然□です。
ホーンの作用
鳴れば良しで☑です。当日にも点検しましょう。点検の実施方法は、ホーンの音量及び音質を聴くことなどにより点検します。
ワイパの作用
ワイパは実際に動かして点検しましょう。
検査の実施方法は、
1 ワイパーの低速及び高速の各作動が不良でないか。
2 ワイパーの払拭状態が不良でないか。
ですが、受検時には、動けば合格です。おっさんも、ちゃんと動くのを確認して☑です
ウィンド・ウオッシャの作用
検査の実施方法は、
1 ウィンド・ウォッシャ液の量が適当か。
2 ウィンド・ウォッシャ液の噴射の向き及び高さが適当か。です。
これくらいならおっさんにもわかります。
適量で、噴射も良好なので☑としました。
デフロスタの作用
これも馴染みのある項目ですね。フロントガラスが曇らないようにするやつですね。
点検の実施方法は、デフロスタを作動させ、吹き出し口(サイドを含む)からの空気の吹き出しや風量の切り換えに異状がないかを手を当てて点検します。
もちろん、異常のないことから☑です。
ハンドル・ロック装置の作用
これも、検査官によっては点検します。
点検の実施方法は、エンジン・キーを抜いたときステアリング・ロックが確実に作用するかを点検します。おっさんのクルマも、もちろんロック異常なしで☑ です。
足廻り点検
ここは主に制動装置、駆動装置の点検のようです。またまた聞いたこともないような言葉がたくさんですが、負けずに、ネット駆使で頑張りました。
ホイール・アライメント
聞いたことあるような、ないような言葉ですね。
調べてみますと「車軸を適正な角度」に調整することで、キャンバー角、キャスター角、トー角という3つの角度を調整する。と書いてあります。他にキングピン傾角も要素として加わっているようです。
??がいっぱいです。当然、できもしないことなので□です。
ブレーキ・ホイール・シリンダの機能、摩耗、損傷
ちょっとだけ聞いたことがありますね。下写真がそれですね。ドラムブレーキに付ている部品ですね。なので、前後輪ともにディスクブレーキのクルマは□でいいと思います。
点検の実施方法は、
1 機能は、ブレーキ・ペダルの遊び、踏み込んだときの床板とのすき間及びブレーキのきき具合に異状がなければ良しとします。
2 摩耗、損傷は、ブレーキ・ドラムを取り外し、ホイール・シリンダ(シリンダ・ブーツ内を含む。)に損傷や液漏れがないかを目視などにより点検します。
タイヤ外したところです。ドラムのセンター部分にはなにもないです。
青→ の部分数か所に、レンチの先っちょか何か突っ込んでこじれば容易に外れます。
あ、もちろんサイドブレーキは外してください。
外したドラムの内側です。綺麗ですね。問題ないと思います
ホイールシリンダです。見た目損傷や液漏れはありません。
シリンダブーツ内の点検はしてませんが、機能に不備なし。摩耗、損傷は認められずで☑としました。
ブレーキホイールシリンダです。液漏れ等ないです。
ブレーキ・ディスク・キャリパの機能、摩耗、損傷
これも、ちょっと聞いたことありますね。こっちはディスクブレーキに付いていますね。下写真がそれです。
おっさんのクルマは前輪がディスクブレーキ、後輪がドラムブレーキなので上項目とともに該当あります。
点検の実施方法は、上項目「ブレーキ・ホイール・シリンダの機能」と同じです。
摩耗、損傷の検査実施方法は、ホイールを取り外し、ディスク・キャリパに損傷や液漏れがないかを目視などにより点検します。
ディスク・キャリパです。ブレーキの効き具合に異常なし。
あくまで目視点検ですが、摩耗、損傷なしとして☑です。
ブレーキ・バルブ、クイック・レリーズ・バルブ、リレー・バルブの機能
効いたこともない言葉が、、、、、
ネットで調べてみました。
ブレーキバルブとは、ブレーキペダルの操作により圧縮空気の通路の開閉を行い、ブレーキ力を制御するバルブ。だそうです。液圧ブレーキのマスターシリンダーに相当するそうです。
クイックレリーズバルブとは、直訳で急速開放弁。エア・ブレーキ車において、制動に使用した空気を一気に放出する弁だそうです。
リレーバルブとは、自動車のエアブレーキブレーキシステムの一部で、反応時間および圧力上昇時間を短縮するように機能するバルブのことだそうです。
どうやら、いずれもエアーブレーキ関連のバルブのようです。なので、おっさんのクルマには該当がありません。該当がないことから□です。
ブレーキ倍力装置の油蜜、気密、チェック・バルブ、リレーバルブの機能
ブレーキ倍力装置とは、文字通りブレーキを踏む力を倍増してくれる装置です。
写真は、上記「ブレーキ倍力装置のエア・クリーナーの詰まり」の項目を見てください。
仕組みは、負圧を利用して、人間がブレーキペダルを踏みこんだ際にその踏力に応じてブレーキペダルを床の側に吸い寄せることによって踏力をアシストしているそうです。
ガソリン車ではエンジンが空気を吸入する際の吸入圧力を利用します。具体的には、空気を吸入するインテークマニホールド内に発生する「負圧」をマスターシリンダーに導き、ピストンを動かすことで、踏力の3倍~7倍程度のアシスト力を発生させているとのことです。
で、点検の実施方法ですが、どうやら圧力計等を用いての点検のようです。おっさんにはそのような機械はないし、そもそも、チェックバルブやリレーバルブがどこにあるのか、はたまたないのか、全くわかりません。したがって□です。
エア・タンクの凝水
どうやらこれは、前項のブレーキ倍力装置が、空気油圧複合式の場合に存在するようです。
該当ないことから□です。
エア・コンプレッサの機能
これは、、、エアコンに付いているエアーコンプレッサのことですかね?
いやいや、制動装置の項目下にあることから、上項目の倍力装置に関連するものと思われます。
大型トラックなんかは、エアーブレーキとか言って、プシューって音が鳴るブレーキありますよね。倍力装置の方式が空気油圧複合式って言われているやつが、そうですかね?、、、、、よくわかりません。
よくわからないことや、あるのかないのか?ってことは□です。
プレッシャ・レギュレータ、アンローダ・バルブの機能
プレッシャーレギュレーターとは、圧力を常用の範囲(規定値)に保つ装置のことのようです。
規定値以上の圧力になるとプレッシャーレギュレーターが開き、圧力を他へと放出することで、圧力を一定に保つようにしている装置のようですが、おっさんにはチンプンカンプンです。
アンローダーバルブってのは、プレッシャーバルブ上部に取り付けられているもののようですが、ま、どっちみちチンプンカンプンです。
分からないことは□です。
ブレーキ・ドラムとライニングのすき間
すき間の調整は、調べてみますに、自動調整方式と手動調整方式があるようです。おっさんのハイエースがどちらなのか確たる自信はないのですが、自動調整式ではないかと思います。
青←の奥(裏側)に自動調整アジャスターがあると思いますが、写真とれませんでした。
これが付いているってことは自動調整方式でよいかと、、、、
ライニングが摩耗して薄くなるとドラムとのすき間が広くなってしまいます。それを自動で調整してくれるようです。
自動調整方式では、点検の実施方法はブレーキ・ぺダル又はパーキング・ブレーキ・レバーを数回操作し、ブレーキ・シューを安定させた後、タイヤを手で回したとき、引きずりがないかを点検します
すき間の調整はおっさんの技量は確実に超えていますし、上記の実施方法で、引きずり感もないことから調整の必要はないと判断して☑としてよいかと思います。が、どう言う訳かここも□のままにしてしまいました。
ブレーキ・シューの摺(しゅう)動部分、ライニングの摩耗
⇦がライニングです。十分な厚みがあり良好と判断します。
摺動部分って、、、すいません、よくわかっていませんが、⇧部分でしょうか?
点検の実施方法は、
1 ドラム・カバーを取り外し、ライニングの残量、亀裂、剥離等の損傷の目視による点検。
2 ブレーキ・ペダルを踏んだ際に、ブレーキから異音が発生しないかを確認することによってリベット及びボルトの緩みを点検します。
3 リフト・アップなどの状態でタイヤを回し、ブレーキ・ペダルを踏んだ状態からペダルを放した際に、すぐにタイヤが回せるかによってシューの戻り不良(ブレーキの引きずり)がないかの点検。
いずれも異常はないことから☑としました。
ブレーキ・ドラムの摩耗、損傷
点検の実施方法は、ブレーキ・ドラムを取り外してドラムの内側に異状な摩耗、亀裂、損傷などがないかを目視などにより点検します。
上記に写真あるとおり、特に異常なしで☑です。
ブレーキ・ディスクとパッドのすき間
点検の実施方法は、タイヤを手で回したとき異状な引きずりがないかを点検します。
ネットで調べてみますと、適正なすき間は0.1㎜とのことで、ほぼ目視で確認できません。
下写真でもわかる通りです。
引っ掛かり等なく、とくに異常はありませんので☑です
ブレーキ・パッドの摩耗
点検の実施方法は、ホイールを取り外しキャリパ・ボディーの点検孔から、パッドの厚みを点検します。
ディスク内側のパットです。点検孔からの点検です。
これでいいのかほんとは自信ありませんが、ま、十分な残量があると考えます。
ディスク外側はキャリパとディスク板とのすき間から確認します。多分これだと思います。
多分ばかりで、すいません。分解してみたことないので、、、、
十分な厚みがあると判断して☑とします。
ブレーキ・ディスクの摩耗、損傷
点検の実施方法は、ホイールを取り外し、ディスク・ロータに異状な摩耗及び損傷がないかを目視などにより点検します。
異常な摩耗はありません。細かな線がありますが、損傷もなく普通にブレーキ効いてますので良好で☑とします。
センタ・ブレーキ・ドラム
ここから、センタブレーキの項目が4つ続きます。
・ センタ・ブレーキ・ドラムの取付の緩み
・ センタ・ブレーキ・ドラムとライニングのすき間
・ センタ・ブレーキ・ドラムとライニングの摩耗
・ センタ・ブレーキ・ドラムの摩耗、損傷
です。
センタ・ブレーキ・ドラムは付いていないのでいずれの点検項目も、全て□です。
センタ・ブレーキ・ドラムは大型車に付いているもののようです。ミッションの後ろにドラムブレーキを付けて、プロペラシャフトにブレーキをかけてパーキングブレーキとするもののようです。
ま、付いてないものなので当然□ですし、あまり関係ないですね。
二重安全ブレーキ機構の機能
上の写真はブレーキ・マスタ・シリンダを左右から撮ったものです。両側から管が伸びているのが分かります。
ネットによると、それぞれの管の手前にピストンがあるそうです。どちらか片方の管が壊れても、壊れていないほうの管が油圧してブレーキが効くそうです。
衝突してブレーキ・マスタ・シリンダが潰された時にもブレーキが効いたままになるとも書いてあります。(どうしてそうなるのかは、おっさんにはわかりません。)
点検の実施方法は、フロント・ホイール・シリンダのエア・ブリーダを緩めた状態とリヤ・ホイール・シリンダのエア・ブリーダを緩めた状態のそれぞれにおいて、ブレーキ・ペダルを反復して踏み込んだとき、ブレーキ・ペダルと床板とのすき間があるかを点検します。
ということで、このような点検はおっさんには無理なので、当然□です。
タイヤの空気圧
点検の実施方法は、空気圧が規定値であるかを点検します。
スペア・タイヤも同様です。ガソリンスタンドで点検できますよね。ほとんどのガソリンスタンドはサービスですね。
どのクルマにもこんなシールは貼ってあります。整備手帳にも適正タイヤ空気圧が書いてあります。
車検なので適正な数値で確認し☑とします。
おっさんは「定積時」で入れてます。じつは10くらいは大目に入れてます。理由はありません。気分です。
タイヤの亀裂、損傷
点検の実施方法は、タイヤの全周にわたり亀裂や損傷がないか、釘、石及びその他の異物が刺さったり、かみ込んだりしていないか、かつ、偏摩耗などの異常な摩耗がないかを目視などにより点検します。
目視点検で異常なく☑とします。
ただ、噛みこんだ石(小さなもので走行に支障のないもの)は取り除く必要はないと思います。おっさんも、小石を噛んだままでも合格しました。タイヤショップによると噛みこんだ小石を取り除くことは逆にタイヤによくないそうです。
タイヤの溝の深さ、異常摩耗
点検の実施方法は、タイヤの接地面に設けられているウェア・インジケータ(スリップ・サイン)の表示により点検します。ディプス・ゲージなどによる点検も確実ですね。
△印の位置にウェア・インジケータ(スリップ・サイン)があります。露出していなければ大丈夫です。
おっさんも確認して☑としました。
スペア・タイヤの状態
ハイエースのタイヤ、結構重いです。
一旦降ろして、外周等の亀裂等を確認。空気圧も点検して異常なく☑としました。
ホイール・ナット、ホイール・ボルトの緩み
もし、ホイール・カバーが付いているなら外しておきましょう。検査時には検査官が緩み等を確認します。
点検の実施方法は、ホイール・ナット、ホイール・ボルトに緩みがないかをホイール・ナット・レンチなどにより点検します
当然、自分でも確認して☑としました。
項目にはないですけど、亀裂や損傷がないか、ボルトに伸びはないか、著しいさびの発生はないか等を目視なども点検しました。また、ねじ部につぶれ、やせ、かじり等の異状がないかも目視などにより点検しておくと良いと思います。
フロント・ホイール・ベアリングのがた
点検の実施方法は、リフト・アップなどの状態で、タイヤの上下に手をかけて動かし、がたがないかを点検します。
がたがあった場合には、ブレーキ・ペダルを踏んで再度点検し、ホイール・ベアリングのがたであるかどうかを点検します。(ブレーキ・ペダルを踏んで再度点検した時にがたがなくなれば、サスペンションなどのがたではなくホイール・ベアリングのがたとなります。)
前輪の裏側です。多分 ⇦ がベアリングの部分と思います。
上記の点検方法なら、ベアリングがどれであるか分からなくても点検できます。
上記方法で点検して異常がなければ☑で問題ないと思います。
ただ、おっさんはどういうわけかここも□としてしまいました。
そうはいっても、ベアリングって、どういうものかはなんとなくわかるんですが、実際、交換してみたりしたことないので、正直、不確実です。なので□で正解かと思います。
リーフ・スプリングの損傷
点検の実施方法は、折損、亀裂などがないかの目視なとによる点検です。
ようするに、板バネですね。
目視で亀裂、損傷なく☑としました。
リーフ・スプリング、スプリング・ブラケットの取付部の緩み、損傷
スプリングブラケットって、、、、
ようするに、リーフスプリングを取り付けているステーみたいなものかな?ってレベルの知識ですいません。
点検の実施方法にも、Uボルトの損傷とあるので、⇦ がそれであると判断しました。(ちがうかな?)
他に⇧ のピンの緩み、損傷を点検しました。
点検の実施方法は、
1 リーフ・スプリングのUボルト、スプリング・バンドなどに緩み及び損傷がないかをスパナなどにより点検。
2 スプリング・ブラケットの取付部に緩み及び損傷がないかを点検ハンマなどにより点検。
まぁ、おっさんは手で揺すってみてガタがないこと、目視で異常のないことから☑としました。
リーフ・スプリング、トルク・ロッドの連結部のがた
点検の実施方法は、リーフ・スプリングのピンなどで連結されている部分をハンマ、手で揺するなどして、軸方向又は直角方向にがたがないかを点検します。
トルクロッドて、、、全然わかりません。点検の実施方法によると、「後二軸のトラニオン式などにあっては、トルク・ロッド(ラジアス・ロッド)の連結部にがたがないかを点検ハンマなどにより点検します。」とあります。
ってことは、トルクロッドは、後二軸のトラックが対象なのかな?どのみちよくわからないことなので□としました。リーフスプリングの連結部のがたは点検できましたので、☑でも良いかとも思いますが、、
コイル・スプリングの損傷
おっさのクルマにはコイルスプリングはありません。なので、下2項目を含めた、ここからの3項、
コイル・サスペンションの取付部、連結部の緩み、がた、損傷
コイル・サスペンション各部の損傷
は全て項目なしの記号〼です。
おっさんのハイエースは、トーションバースプリングで、コイルスプリングの代わりをしているようです。トーションバーって、、、鉄棒みたいですが、、、、、そんなんでスプリングの役目ができるのか、、、、不思議です、、、、
国土交通省「自動車の点検及び整備に関する手引き」によりますと、コイル・サスペンションの点検には、トーション・バーを含んでいるようです。
なので、トーションバーの点検ができれば、この項目も✔でいいと思いますが、おっさんには無理でした。
ネットで調べてみますと、ハイエースは⇦ のところに、トーションバーが連結されているようです。
でもおっさんには点検はできませんでした。
上記は左前輪ですが、写真は右前輪です。
⇧がトーションバーと思います。
トーションバーの後部取付部はここでいいと思います。
トーションバーの取付部、連結部の緩み、がた、損傷が確認できれば☑でも良いかとも思います。
ショック・アブソーバーの損傷、オイルの漏れ
点検の実施方法は、ショック・アブソーバに油漏れ及び損傷がないか、取付部に損傷がないかの点検です。
左後のショックです。油漏れ、損傷なしです。
左前です。おっさんのハイエースはコイルスプリングがないので、丸見えです。
点検もしやすく、油漏れ、損傷、取付部のがた・損傷がないことから☑としました。
下廻り点検
おっさんは、今回の車検の為の点検は全て自宅の駐車場で実施しています。(オイル交換等はディーラーで実施しています)
当然、リフトはなく下廻りの点検は、車両の下に潜っての点検となり、なかなか筋力がいるものでした。それでも車検の為の点検はできます。頑張ってやりました。
ステアリング・ギア・ボックスの取付けの緩み
またまたネットで調べながら、どれがステアリングギアボックスなのか、から始まります。
点検の実施方法は、ギヤ・ボックスとフレームとの取付けに緩みがないかをスパナなどにより点検します。
パワーステアリングのギアボックスです。多分これ⇨ですよね。⇧はロッドでいいと思います。
スパナなどによる点検とありますが、届きません。ハンドルを回すとこれも回ります。
ガタ等ないことから☑としました。
ステアリング・ギア・ボックスのオイルの漏れ
点検の実施方法は、ギヤ・ボックス各部からのオイル漏れがないかを目視などにより点検します。
上記写真でもわかりますが、周囲にオイル漏れ等なし。よって☑としました。
ステアリングのロッド、アーム類の緩み、がた、損傷
点検の実施方法は、ロッド、アーム類について、可動部を操舵力の伝わる方向に手で揺するなどして、連結部のがた、取付部の緩み、曲がりや損傷がないか、割りピンが欠損していないかの点検です。
上の写真⇧がロッド、この写真⇧がアーム、⇧がダストブーツ、⇧がナックル連結部でいいと思います。
割りピンって、、わかりませんが、全てに緩み、がた、損傷がないことから☑としました。
ロッド、アーム類のボール・ジョイントのダスト・ブーツの亀裂、損傷
点検の実施方法は、ロッド、アーム類のボール・ジョイントのダスト・ブーツに亀裂や損傷がないかを目視などによる点検です。
上の写真⇧がアーム、⇧がダストブーツでいいかと思います。ボールジョイントがよくわかりませんが、ダストブーツに亀裂や損傷がないことから☑としました。
ステアリグ・ナックルの連結部のがた
点検の実施方法は、ブレーキ・ペダルを踏み、タイヤの上下に手を掛けて動かし、キング・ピン又はボール・ジョイントにがたがないかを点検します。
ナックルの連結部は、上写真⇧でいいかと思います。ま、直接触ってがた等ないことから☑としました。
ブレーキ・ホース、パイプの漏れ、損傷、取付状態
点検の実施方法は、
1 ホース、パイプ及び接続部に液漏れや損傷がないかの目視などによる点検。
2 走行中の振動やハンドル操作などによりパイプ及びホースが車体その他の部分と接触のおそれ がないかを目視などにより点検。
3 ホースに劣化によるふくらみ、亀裂及び損傷がないかを目視などにより点検。
4 接続部及びクランプに緩みなどがないかをスパナなどにより点検。
です。
点検の実施方法には沢山の項目があります。
いずれの項目も問題ありません。特に、オイル漏れ、ホースの亀裂・損傷がないことから☑としました。
トランス・ミッション、トランスファのオイルの漏れ
トランスミッションはなんとなくわかるのですが、トランスファって?
またまた、おっさんには分からない言葉です、、、
ネットで調べてみました。
トランスファとは、トランスミッションに接続されており、エンジンからの力をドライブシャフトを通して、車の前輪(フロント)と後輪(リア)に分配する機構とネットで説明があります。
ってことは、おっさんのハイエースは2WDなので、トランスファはありません。なので、ここではトランスミッションの点検となります。
点検の実施方法は、トランスミッション本体周辺(ケースの合わせ目)やオイル・シール部からのオイル漏れがないかの目視などによる点検。オイル・クーラ・ホースに亀裂や損傷がないかの点検です。
見ての通り、本体周辺、オイルパンの周囲からも漏れ等なし。
ホースも見えますが、亀裂、損傷もないことから☑としました。
トランス・ミッション、トランスファのオイルの量
点検の実施方法は、エンジンを暖機してアイドリング状態で、シフト・レバーをゆっくり各レンジにシフトした後Pレンジに戻す。そして、レベル・ゲージによりオイル量を点検。
レンジ操作の際、シフト・レバーに異状な重さやがたがないこと。ポジション・インジケータの表示とが一致していることの点検です。
ミッションオイルのレベルゲージです。
最近のクルマには付いていないようですが、おっさんのハイエース、平成18年式ですので、、
整備手帳には、油量の位置が書いてあります。
実際のゲージです。拭き取った状態ですが、ちゃんと正常値にありました。
ただ、汚れていました、、、、
ゲージで正常値を確認して☑としました。
プロペラ・シャフト、ドライブ・シャフトの連結部の緩み
そもそもおっさんは、プロペラシャフトとドライブシャフトの区別がついていません。これまたネットで調べてみました。
プロペラシャフトは、4WD車やFR車にある車体中央を前後に走る回転軸のことで、エンジンで発生した駆動力をデファレンシャルギアに伝達する働きがある。
ドライブシャフトは、タイヤにエンジンからの駆動力を伝える棒状の部品のこと。デファレンシャルギアと車輪をつなぐように設けられている。
ようするに、エンジン→プロペラシャフト→デファレンシャルギア→ドライブシャフト→タイヤ
ってことと理解しました。あはは、、、、
⇧がプロペラシャフトですね。
1本なので途中にジョイントやベアリングもありません。
プロペラシャフトとミッションとの連結部ですね。
プロペラシャフトとデファレンシャルギアとの連結部ですね。
デファレンシャルギアからタイヤにむかってのびていますので⇧の部分がドライブシャフトですよね。でもシャフト自体は見えません。
タイヤ側がこんな感じです。
点検の実施方法は、
1 プロペラ・シャフトのジョイント・フランジ・ヨーク取付ボルト、ナット、センタ・ベアリング・ブラケット取付ボルトに緩みがないかをスパナなどにより点検。
2 ドライブ・シャフトの取付ナットに緩みがないかをスパナなどにより点検。
です。
プロペラシャフトは1本なので、センタ・ベアリングは無いですよね。いずれも連結部に緩みないことから☑としました。
ドライブ・シャフトのユニバーサルジョイント部のダスト・ブーツの亀裂、損傷
ユニバーサル・ジョイント?? 分からない言葉ばかりですいません。
ネットで調べてみますと、ドライブシャフトの両端取り付けられて、サスペンションの動きに合わせて上下に稼働できるよう、軸の回転を角度がついても伝えられる設備。だそうです。なんとなくわかります。
で、おっさのハイエース、上の写真でもわかるとおり、ユニバーサル・ジョイント部分もわかりませんでした。見えませんでした。ダスト・ブーツもありません。
点検の実施方法は、ユニバーサル・ジョイントのダスト・ブーツに亀裂や損傷がないかの目視点検です。
ダスト・ブーツそのものがないので□としました。
プロペラ・シャフト、ドライブ・シャフトのスプライン部のがた
スプライン部もネットで調べてみました。おっさんのハイエース、プロペラシャフトは1本で、ドライブシャフトもそれ自体はみえません。
スプライン部の存在も確認できませんでしたので、□としました。
プロペラ・シャフト、ドライブ・シャフトのユニバーサル・ジョイント部のがた
ユニバーサル・ジョイント部は前に出てきたとおり、わかりません。見えません。
わかららないことは✔してはいけません。よってここも□としました。
プロペラ・シャフト、ドライブ・シャフトのセンタ・ベアリングのがた
これも前に出てきた通り、プロペラシャフトは1本なのでセンタ・ベアリングは無いと思います。ドライブシャフトもみえませんので、ここも□としました。
デファレンシャルのオイルの漏れ
ちょっとわかる言葉にホッとしています。デフですよね。
⇧は給油口(フィラプラグ)です。
点検の実施方法は、デファレンシャル周辺からオイル漏れがないかを目視などにより点検します。
見ての通り、オイル漏れはないので☑です。
デファレンシャルのオイルの量
これは、見れませんでした。
点検の実施方法は、フィラ・プラグを取り外してプラグ穴(給油口)に指を入れるなどしてオイル量を点検します。
給油口からこぼれるまで入れるって感じだから、穴に指突っ込むと油面に触れると思います。そのような状態なら✔でいいですが、おっさんにはできませんでした。
できなかったこと、やれなかったことは□ですね。
ただ、「国土交通省自動車安全情報自動車の点検及び整備に関する手引き」によりますと、オイル漏れがなければ、オイル量は正常と判断して、この点検を省略できるそうです。
エギゾースト・パイプ、マフラの取付の緩み、損傷、腐食
エギゾースト・パイプはマフラーまでの管。マフラーは消音装置。って理解でいいと思います。
エギゾーストマニホールド部分のパイプです。写真撮りにくかったから、わかりにくいんです。すいません。
錆びてますように見えますが、緩み、損傷、腐食はありません。
マフラーです。エギゾースト・パイプに触媒が付いています。
ラバー・ハンガーです。これは触媒部分を吊っています。数か所あります。
点検の実施方法は、
1 エグゾースト・パイプ及びマフラの取付部、接続部に緩みがないかを手で揺すって点検。
2 ラバー・ハンガーの劣化や損傷、取付状態の点検。
3 エグゾースト・パイプ、マフラ及び遮熱板に損傷や腐食がないかの点検。
4 エグゾースト・パイプ及びマフラが他の部分との接触のおそれがないかの点検。
5 エンジンを始動し、接続部などより排気ガスが漏れていないかを点検。
です。
上記検査を実施して異常のないことから☑としました。
遮熱板の取付の緩み、損傷、腐食
銀色のが遮熱板です。エギゾースト・パイプ、マフラーの上部に取り付けられています。
点検の実施方法は、前項と同じです。
緩みなし。損傷、腐食なしで☑としました。(じつは✔漏れです。あはは)
マフラの機能
機能って言われましても、、、、、って感じです。
点検の実施方法は、エンジンを始動し、回転数を変化させ、排気音に異状がないかを聴くことなどにより点検します。
異常のないことから、☑としました。
エンジンオイルの漏れ
点検の実施方法は、シリンダ・ヘッド・カバー、オイル・パン、ドレーン・プラグなどからオイル漏れがないか。オイル・クーラ・ホースなどに劣化によるふくらみや亀裂、損傷がないかを目視で点検します。
エンジンルームでの点検が主となると思いますが、どうして下廻り点検の項目になっているのかは不思議です。
エンジンルーム、下廻りとも目視点検にて異常なしで☑としました。
シャシ各部の給油脂状態
点検の実施方法は、シャシ各部の給油脂の状態が十分であるかを目視などにより点検します。
給油脂部のダスト・ブーツの破損並びにグリース・ニップルの脱落及び緩みを点検します。
おっさんのハイエースにはドライブシャフトのダスト・ブーツも見当たらず、該当の箇所とするなら、パワステダストブーツくらいかな?っと勝手に思い込んでいます。
ま、走行中、異常を感じたことはないので☑としました。
外廻り点検
フレーム・ボディの緩み、損傷
おっさんには、なんのことかさっぱりです。
フレーム・ボディーに緩みとかあれば、走行していて何らかの異常を感じると思います。異常を感じたことないから☑としました。
その他必要となった点検・整備の内容
エンジンオイル交換
オイルエレメント交換
上記2項目は、車検前には必ず実施しています。ま、念のためってとこです。
まとめ
実際におっさんが車検の為にした点検、整備を整備記録簿に沿って解説しました。
まったくのド素人です。自分なりに理解して点検しましたが、「それ、違うんじゃない?」ってところがありましたら、ご指摘下さい。修正します。
項目すべてを実施する必要もなく、またできない点検があっても何ら問題はありません。整備記録簿そのものの有無すら、車検に必須ではありません。
おっさんは整備士でもなく、メカの知識も乏しいですが、それでもネットで調べて根気があれば、点検、整備はできるものです。
実際、冒頭にある整備記録簿で車検を通しました。整備士でもなくメカの知識が乏しい人にとって、自分で車検を通そうと思う一番の難関が、整備です。
おっさんにとっても、今回の車検で一番の難関でした。
そんな方々のお役に少しでも立てればと思って記事にしてみました。
間違った記述等ございましたら、指摘いただければ幸いです。
なお、おっさんはこの点検、整備で車検に合格することができましたが、この点検、整備は車検の合格を約束するものではありませんので、ご了承下さい。
また、本ページは車検を自分で受ける人のために、車検のための点検・整備の詳細を記載したものです。元ページで、その他車検に必要なことを説明していますので参考として下さい。下リンクです。
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