昨年同様、今年も篠島でフグをいただきました。
今年もまた、毎年お世話になっている料理旅館「たから舟」です。オヤジが漁師でおっ母さんが調理、そして子供も手伝う。なんてスタイルの旅館が最高にフグが美味しい旅館です。
篠島へのアクセス、たから舟の紹介などの詳細は昨年の記事を参考にしてください。
昨年の記事「篠島にフグをいただきに行きました 冬と言えばフグ、フグと言えば篠島です。」を下記にリンクしておきます。是非、ご覧ください。
河豚「フグ」、漢字で書くと河豚ですね。下関等が有名です。でもおっさんは、ここ篠島の河豚が日本一の河豚と思っています。
毎年、そんな料理旅館「たから舟」にお世話になってフグをいただきます。今年もまた美味しいフグをいただきましたので、ここに紹介します。
料理旅館「たから舟」
毎年冬になると楽しみにしているフグ料理、今年も例年同様、愛知県にある島、篠島にある「たから舟」でお世話になりました。
宿泊のスタイルや旅館へのアクセスは昨年の記事「篠島にフグをいただきに行きました 冬と言えばフグ、フグと言えば篠島です。」をご覧ください。
たから舟です。正直古い旅館です。でもめちゃくちゃ綺麗です。
玄関入ると食堂になってます。めちゃ綺麗です。昨年改修してます。
宿泊しないお客さんが昼食などを食べることもできます。
宿泊客は、当然に部屋食です。
お部屋です。2階のお部屋を使用しました。6畳を二間です。エアコンもしっかりついてまして、なんと、Wi-Fiも「6」と表示されてました。最新の Wi-Fi がちゃんとあります。
仕切りの向こうにもお部屋がありまして、そこで朝食と昼食をいただきました。夕食はお部屋食です。
洗面台です。お部屋出てすぐのところにあります。
たから舟は料理旅館です。高級旅館でもなく、またホテルでもありません。なので、トイレ、お風呂、洗面台は共用です。古い建物ですが、いずれもめちゃくちゃ綺麗にしてあります。お風呂も十分な広さがあり浴槽も大きいです。温泉ではありませんが、、、(お風呂の写真はありません。撮るのわすれまして、、、、、)
ま、共用ですが、宿泊客はおっさんたちだけでしたので、誰とも会いませんでしたが、、、、
階段の踊り場です。綺麗にお花がありました。ちゃんと気配りされてるホスピタリティ満点の旅館です。
おっさん、正直いろいろなホテル、旅館に宿泊したことがあります。ま、お金持ちでもないですが、それなりに人生重ねてますので、それなりの金額を取るホテル、旅館にも宿泊したことがありますが、そんな高級旅館にも勝るホスピタリティがここ「たから舟」にはあります。
一度宿泊してみると、その良さがわかります。
「たから舟」は漁師のオヤジが経営している料理旅館です。昨年の記事でも書きましたが、オヤジさんと、おっかさん(娘さん)とでやりくりしている地元に根差した民宿です。漁師民宿と銘打って、「オヤジが釣って、娘がさばく」がキャッチフレーズです。
篠島にお宿は数あれど、漁師&フグ仲買人の有資格者は「漁師民宿たから舟」だけです。
たから舟のオヤジは、漁師であり、かつ仲買人です。自分で釣って自分で競り落とす、って、、、
そりゃ、いいものが手に入る訳ですよね。
今回のフグは、その日のうちにオヤジが釣ってきたものを出していただきました。漁師なので当然と言えばそうですが、、、。それを娘さんがさばいて提供してくれます。
他の魚もほぼすべて、オヤジが釣ってきた天然物ばかりです。フグだけでなく、全てがめちゃくちゃ旨い!
どんなにお金を払っても、ここより美味しいフグはない! 絶対のお勧めです。
たから舟のホームページをリンクしておきます。是非ご覧ください
宿泊スタイル
そんな宿「たから舟」に、今年もまた、白子がよく出る時期を狙ってフグをいただきに行きます。
常連のわがままで、私は「1泊3食」で毎年お願いしています。まさに、Selfish Second Life です。
詳細は昨年の記事でも書きました。ことしも同じスタイルでの宿泊です。昨年の記事をご覧いただければ幸いです。下記リンクから
アクセス
篠島へのアクセスです。篠島は島です。あはは、、、、
アクセスもまた昨年同様ですので昨年の記事をご覧いただければ幸いです。下記リンクから
師崎港のターミナルです。お土産も売ってます。
篠島までの往復を購入です。窓口でもいいのですが自販機で十分です。
往復1,360円です。
切符は船を降りた時に出します。それまで、風で飛ばされないように仕舞っておきましょう。
名鉄が独占です。船は何艘もありますが、こんな感じの船です。高速船です。
篠島まで、約10分です。あっという間ですので船酔いも心配ないかと思いますが、悪天候であったり、船に弱い人は念のため、酔い止めを服用しておきましょう。
なんだか分かりますか? ボラです。ボラが大量発生してました。桟橋直下に大量にいました。それをトンビが狙ってました。ちょっと怖かったです。
篠島に着きました。写真右端に、遠くに映ってますがオヤジがお迎えです。師崎港を出るちょっと前に、「〇〇時の船に乗ります」と連絡しておきました。
たから舟では、師崎でフェリーに乗る時間を電話しておくと、篠島到着に合わせてお迎えに来てくれます。マイカーでオヤジがお迎えに来てくれました。ほんと、アットホームで居心地がいいです。
ふぐ
それでは、今年のフグ料理です。
もちろん、篠島で釣った天然のとらふぐです。
毎年、おっさんは、「白子」、ぜったい白子、白子たくさんって、事前にお願いしてあります。
ちなみに、おっさん、タコが、、、、、別に嫌いってわけでもないのですが、美味いと感じたことがないので、わがまま言ってタコは遠慮してます。ここでも、Selfish が出てしまいます。
てっさ
今年は、ど初発から「てっさ」(お刺し身)です。フグといえば、これですよね。どう料理しても美味しいフグですが、フグのイメージはやはり薄くさばいた、この「てっさ」です。
これで二人前です。写真では分かりにくいかもしれませんが、それほど薄くはありません。
昨年の記事でも書きましたが、お箸でずずずーーーっと何枚も重ね撮って食べる姿がよく紹介されていますが、その食べ方は間違ってます。フグを知らない人の食べ方です。
一枚一枚、丁寧に味わって食べるのが正解です。
白子
てっさの次は「白子」です。この白子を食べるためにに「たから舟」に来ているようなものです。フグといえば、てっさと白子です。
今年はポン酢につけてありました。昨年は、かるく炙ってそのまま食しました。毎年、ちょっとずつ違うのもまた嬉しいですね。
クリーミーな白子本来の味が生きてます。絶品です。
「白子(しらこ)」とは、魚類の精巣のことです。
白子はオス1匹から一対しかとれません。高級魚であるとらふぐの白子は「海のダイヤモンド」とも言われ、時に、とらふぐ1匹の値段より高価なこともあるようです。
産卵期前である1月〜3月頃に大きくなり栄養も増え、クリーミーで濃厚となり美味となります。おっかさんが説明してくれました。食べすぎはよくないそうです。
今年もまた予約の時に、この白子をたくさん出してほしいとリクエストしました。おっかさんの答えは毎度、「いいのがあったらだよーー、朝にならんとわからんよーー」でした。
鯛の煮つけ
黒鯛の煮つけです。
昨年は真鯛の塩焼きでした。今年は黒鯛の煮つけです。
それにしても美味い! 釣れた魚で料理が変わって、楽しみが沢山です。
黒鯛、おっさん、実は魚釣りも得意中の得意で、この伊勢湾はホームグランドとなっています。40年近くもこの伊勢湾で船に乗って釣りを楽しんでいます。なので、結構、魚にはうるさいんです。
おっさんの感想では、黒鯛、この季節は絶品です。秋から冬にかけてはとても美味しく、値も張るようです。
が、一変して、春になって夏場を迎えると、それはそれは、、、、、あぶらが落ち切って、身はスカスカ、とても食べられたものではありません。(あくまで、おっさんの感想です)
市場でも、春から夏にかけての黒鯛は値が付きません。(これは漁師から聞きました)
魚は、獲れた港で食すのが一番ですが、やはり「旬」ってものがあります。旬の魚を捕れた場所で食す、これに限ります。
てっぴサラダ
つぎに、てっぴサラダです。
昨年はトップに登場してきましたが、今年は序盤での登場です。
これは昨年と同じです。なんと、器まで同じです。が、美味い!
このまま頂いて、最高に美味い!
「てっぴ」とは、フグの皮です。さっと湯通ししてあります。薬味を添えたのサラダです。
皮と言うても、侮ることなかれ。さすがにフグです。しかも獲れたて天然は皮からして美味い!
お刺身
毎年、その日に釣れたお魚をさばいてお刺し身を出してくれます。
今年はマタカのお刺し身でした。(写真撮るのわすれまして、、、、、)
すでにこの時点でビールも程よく飲んで、酔っ払って、お腹も、、、、、
てっちり
次は「てっちり」です。ふぐ鍋ですね。
今年も、白子をたくさんとお願いしてありましたので、白子付きです。
てっちりの具です。手前が白子です。白子はサッと湯通しして、ポン酢でいただきます。とろける旨さです。
お鍋の様子、またまた写真忘れました、、、、、、昨年の記事を参考にしてください。
てっちりも、ふぐ料理では欠かせない一品ですね。白身魚のお鍋もご家庭で美味しく食べられますが、フグとなると、家庭では簡単にはできません。格別の旨さです。
焼きふぐ
刺し身よし、お鍋よし、湯通しよし、なんでも「よし」のふぐです。次は焼きふぐです。焼いても美味しいフグ。刺し身、鍋、焼き、揚げ、寿司、フグはバリエーション豊富です。
骨までしゃぶりつけます。そのままいただきます。
薄味ですが、フグ本来の美味しさをしっかり保っています。
ここまでくると、もう言葉がありません。まだ、出てきます。
唐揚げ
唐揚げも、ふぐ料理の定番ですね。フグのコースには必ずと言っていいほど付いてきます。が、お店(旅館)によっては、味がついているものがあります。おっさんは、素直に唐揚げにしたものが好きです。
レモンはかけずにいただきます。美味い!
お寿司
お寿司もまた定番ですね。
おっかさんが握ってくれます。お寿司も握れるなんて、、、、、素晴らしい、、、、
雑炊
いよいよ、締めの雑炊です。
もう、お腹パンパンです。でも食べちゃいました。あはは、、、、
てっちりの後にご飯をいれてたまごでとじています。てっちりの味がしっかり浸みて絶品です。いつも同じ表現ですいません。
以上が、フグのコースです。デザートもあります。今年はイチゴでした。昨年はミカンでした。
もう、お腹一杯で、食べ終わったときにはホロ良く酔っぱらって、あとは寝るだけの極上の気分でした。
夕食はもちろん、お部屋食です。お酒を飲みながら、のんびり、ペチャクチャおしゃべりしながらの至福の時でした。
食べ終わったころに部屋に布団を敷いてくれます。今年は配膳、布団敷きのお手伝いは、中学1年生になるお嬢様がお手伝をしていました。よくできた娘さんです。ほのぼのしていいです。都会では味わえないほっこり感も味わえました。
朝ごはん
三食昼寝付きの超豪華旅行です。二食目の朝ごはんです。
朝ごはんは定番のしらす丼です。これがまた美味い!
しらすは篠島の特産です。生もうまいです。
お部屋は、隣にある六畳間にテーブルと椅子を用意していただきました。ちょっとした気配りが嬉しいです。
あとから、炙った板海苔が出てきました。なんだか、海苔まで美味しく感じてしまいました。あはは、、、、
もちろん、部屋のお布団は敷きっぱなしですので、朝ごはんが終わったら、二度寝です。
しあわせ~~~です。
昼ごはん
おっさんは、本ブログの表題通り、Selfish Second Life でわがままにも、三食昼寝付きでお願いしておりますので、朝ごはんが終わったらお昼寝して、起きたらお昼ご飯です。お昼ご飯は、お部屋のお布団を片付けた後にお部屋に配膳してもらいました。お部屋食です。
お昼ご飯です。ま、ご飯、みそ汁、茶わん蒸しです。
が、この茶碗蒸し、、、、、、なんと、、、、、、
白子です。白子の茶わん蒸しです。なんと、人生初です。白子の茶わん蒸しなんて、見たことも、もちろん食べたこともありません。
か~るく焼き色を付けてあります。これは、、、、まさに、、、、美味しいーーーー
っていつも同じ言葉ばかりですいません。でも、ほんと、美味しいです。白子づくしで大満足です。
お刺し身は、、
イナダと、なんと平貝です。
おっかさんが「今年初めて獲ったがねーー、食べてみてーー」と、、、
おっさん、正直、貝類は美味しいと感じたことはあまりありません。「ふ~~ん」と思って食べてみると、柔らかい。美味しいです。
おっかさんの説明ですと、「縦に切ったのと、横に切ったので味がちがうんですよ。」と、、、、たしかに、見た目、縦に切ったようなものと、横に切ったようなのがあります。
それぞれ、とっても柔らかいのと、ちょっと歯ごたえのあるのがありました。どちらがどちらかわかりませんし、味の違いはよくわかりませんでした。が、切り方によって食感の違いがあるのを実感して、美味しかったです。
平貝です。大きさにびっくりして、ちょっとグロテスクですが、味は繊細です。
昨年は生しらす丼がお昼に出ました。おっさん、大好物なので期待していましたが、ま、平貝って言う珍しいものが食べられて満足してます。
途中で、鯵の天ぷらが出たのですが、写真撮る前に食べてしまいました、、、あはは、、、
お昼ご飯が終われば、もうお部屋を出なければなりません。とっても寂しいですが、ほんと、三食昼寝付きでしかも部屋食の超豪華旅行でした。
港までは、オヤジが送ってくれました。
旅行支援
今回の旅行では旅行支援を活用しました。
とはいっても、たから舟に予約を入れた時におっかさんが「旅行支援使えるようにしとくで、ワクチンのやつだけ持ってきてよー、三回打ったやつねー」と言って利用できるようにしてくれましたので、おっさんは何もしてません。
ほんとホスピタリティ満点です。ちなみに宿泊施設への直接予約なので、
宿泊代金の20%(最大3,000円)
地域限定クーポン2,000円 計5,000円
の補助です。
なお、お値段ですが、プランによって違ってきますので、たから舟のホームページで確認してください。
まとめ
篠島は、冬の味覚「ふぐ」が有名な島ですが、ほかにも、シラス、ワカメ、ハマチ、鯛、鯵、等々、有名な魚介は山ほどあります。
夏になると、鱧(はも)が有名で、わたしも夏場には鱧料理をいただきに行きます。
たから舟は、古い旅館ですが清掃も万全、リフォームも所々してあり綺麗です。
昨年の記事でも書きました通り、素晴らしい旅館です。
ほんとは、おっさんの隠れ宿的なものにし、あまり紹介したくはありませんが皆様も河豚をたべるなら、篠島、たから舟を是非とお勧めできます。
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