2022年4月5日、五条川の桜を見てきました。が、が、が、すでに散り始めとなっておりまして、満開を逃してしまいました。
前々日からすでに散り始めとなっておりまして満開から3日が過ぎていましたが、それでもまぁまぁ綺麗でした。来年は満開を皆様にご紹介したいと思います。
五条川は岐阜県多治見市にその水源があります。愛知県では犬山市、丹羽郡大口町、江南市、岩倉市を流れて新川に合流します。
五条川沿いの市、町には多くの桜並木があり、それぞれ楽しめますが、その中でも岩倉市の桜並木は有名です。岩倉市を流れる五条川の延長は7.6㎞だそうです。
今回はそんな五条川、岩倉市を流れる五条川に植えられた桜を楽しみました。この桜は昭和25年ころから植えられているそうです。
五条川健幸(けんこう)ロード
岩倉市では五条川沿いに「五条川健幸ロード」(公式には尾北自然歩道です)と銘打って市民の健康促進のためウォーキングロードを整備しています。
この五条川健幸ロードの桜が特に綺麗ですので、今回はこの健幸ロードに沿って桜を楽しんできました。
こんな感じで健幸ロードの途中に看板があります。
左側にロードのマップ 右側に桜並木の歴史等が書いてありました。
「五条川健幸ロード」紹介の拡大図です。
ロードの全長は、2,962メートルです。その間に橋が18本かかっております。往復で約6キロ、
おっさんはこう見えても毎日トレーニングしておりますので、今回はこの往復約6キロのロードを駆け足で駆け抜けました。
その途中で、それぞれの橋の上からみた桜をご紹介します。下流からの紹介です。
大市場橋
大市場橋から上流を眺めました。
健幸ロードの始まりは大市場橋からです。ここから北上します。
同じく大市場橋からですが、これは下流の様子です。
片側ですとやはり物足りないですね。
川の両岸に桜が植えられているのは五条川に限ったことではありません。他にもそんな川はたくさんありますが、五条川の桜はその多くが川の内側に向かって伸びていることで綺麗さが増しているとおっさんは思います。
もし、川下りがあれば、桜のアーチをくぐれることと思います。
城跡橋
この橋を少し西に行くと「岩倉城跡」があります。
岩倉城は尾張守護代・織田敏広の居城だそうです。織田信長に攻め落とされました。
織田同士で戦ったのか?と、歴史に無頓着なおっさんはこのレベルの知識ですが、歴史に興味のある方は是非、、、、
城跡橋では橋の下をくぐれる歩道がありますので、下から上流を眺めました。
健幸ロードに架かる橋にはいくつか下をくぐれる橋があります。
彦太橋
手を伸ばせば桜に触れそうです。
一豊橋
山之内一豊の名前がついた橋です。岩倉市は山之内一豊ゆかりの地だそうですが、歴史に無頓着でして、、、、、、
右岸(写真左側)の桜が少し貧弱さを感じます。散り始めの時期だからでしょうか。
真光寺橋
橋の西詰には、桜まつりの時にメイン会場となる「お祭り広場」があります。
屋台や、その他飲食店が出て、テントが張られて机や椅子も置かれます。
川の内側に向かって伸びる桜は綺麗ですね。満開ですともっと密度が増して圧巻です。
伊勢橋
この橋は歩道です。車は通れません。
橋の上にも桜が咲いていますが、満開でないのが残念でなりません。
桜と菜の花が綺麗です。
豊国橋
橋の下は有名な「のんぼり洗い」の場所です。染物屋が染物についた糊を落とす作業です。主に、鯉のぼりの染め後の糊を落とす作業からこの名がついているようです。
橋の西詰には染め物で有名な「旗屋中島屋代助商店」があります。興味のある方はリンクをたどってください。
のんぼり洗いで有名なこの橋のたもとには鯉のぼりが干してありました。
のんぼり洗いは、五条川の水も凍てつく真冬に行われます。染め色が引き締まるそうです、、、
この時期にもまだ洗ってますね。
千亀橋(せんかめばし)
千亀橋は吊り橋のような様相でオシャレです。ときどき結婚式の前撮りやってます。この日も中国の方がウエディングドレスで新郎さんと前撮りしてました。
見ての通り、吊り橋風(ほんとに吊り橋なのかどうかは知りません、、、)です。
岩倉橋
岩倉橋の西詰南側に駄菓子屋があります。いまでも学校帰りの子供たちが寄り道して昭和な感じが残っています。おっさんもホッとするような店です。
岩倉橋は車も通行する橋です。気を付けましょう、、、、、
川に覆いかぶさる感じが好きです。
駄菓子屋さんです。お米屋さんがやってるお店のようです。
昭和橋
橋の西詰にトイレがあります。五条川健幸ロードの中間あたりでトイレもありますので小休止にもってこいです。
昭和橋から上流を眺めました。
こちらはから下流を眺めたところです。
いい感じのお花見スポットありました。
長瀬橋
桜が近いです。
散り始めですが、この木はよく咲いてます。
平成橋
平成橋は中央分離帯もある大きな道路です。なので橋の下をくぐって通ります。
二つ前に昭和橋がありました。平成橋もあるので令和橋も、、、、ありませんでした。
橋の下から上流を眺める図です。川面にも桜が写って綺麗でした。
橋の上から下流を眺める図です。大きな橋なので橋の直近には桜がありませんでした。
鯉が泳いでます。五条川のこの辺りには鯉がたくさんいます。
八剱橋
八剱橋はちょっとオシャレな感じです。
こんな感じの橋で周囲の雰囲気にもマッチしてます。
桜、近くて綺麗でした。
明治橋
明治橋は国道155号線に架かる橋です。といっても片側一車線の道路なのでそれほど大きな橋ではありません。
東側に昔からある「めん処」があります。
綺麗に咲いてました。散り始めとは思えません。
最初に紹介した、大市場橋から約3キロ北上しました。それだけでちょっと違うんでしょうか、、、、
八神橋
少し風情のある橋です。欄干のたもと?の絵が、、、、
子供たちが虫取りをする図が書かれています。
今では見ない風景となってしまい、、、、
ここから見る桜も五条川らしくて綺麗でした。
南橋
高速道路の南側にあるから「南橋」ですかね?
奥に見える青い管が走っているのが南橋です。
その奥に東名高速道路です。
北橋
高速の北側には北橋がありますが、おっさん、写真とってませんでした。ごめんなさい。
井上橋
すいません。写真ありません。
ここが「五条川健幸ロード」の終点です。最後の橋になります。
おっさん、ここで折り返して最初の「大市場橋」まで駆け足しました。往復で約6キロの駆け足です。桜の季節は駆け足には最適の季節です。
駆け足というと、何かの罰でやらされたイメージですが今になって、自由に自分の体力のまま、無理せず、競わず、って心掛けると楽しいものです。
アクセス
最寄りは名鉄の岩倉駅です。付近には駐車場はありませんが、お祭りの時期には臨時の駐車場が作られます。
すぐに満杯となってしまいますが、少し離れたところでなら何とか止められるかと、、、、
電車で行けばお酒も飲めますので、電車がいいかと、、、、、
まとめ
岩倉の五条川では毎年、満開の時期に合わせての土日で桜まつりを開催しております。
遠方から観光バスでの桜見物客も多く、駐車場は満杯となります。
以前は五条川沿いに居を構える人は家の前でバーベキューを楽しみながら、また商工会等では川沿いに10人程度が座れる川床を自作しての桜見物をして、屋台もたくさん出て、夜桜もあって、それはそれは、とってもに賑やかでした。
その頃にも訪れたことはあるのですが、今回、満開の時期を逃したせいもあってか、屋台もなく、また川床のような工作物もなく静かでした。(川床は数年前に禁止となっています)
それでも桜は何も変わりなく綺麗に咲き誇っていました。人通りも少なく駐車場も開いていましたので車を止めて健幸ロードを駆け足で楽しみました。
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